【2025年最新】15万~20万円のおすすめゲーミングPC 7選
数あるゲーミングPCの中から、性能、価格、目的のバランスを徹底的に比較し、本当におすすめできる7台を厳選しました。
なぜそのモデルを選んだのかという理由も込みで解説します。あなたに最適な一台を、ぜひこの記事で見つけてくださいね。
1. MDL.make (Core i5 / RTX 5060 Ti 8GB)
【スペック概要】
- CPU: Core i5-14400F
- GPU: GeForce RTX 5060 Ti (8GB)
- メモリ: 16GB DDR5
- ストレージ: 500GB SSD
- 価格の目安: 150,800円(税込)~
【おすすめ理由】 15万円でRTX 5060 Ti搭載PCが買えるのは、現時点でこれだけです。通常このGPUを積んだPCは16万円を超えてきますが、150,800円という価格を実現している。15万円という予算枠から絶対に出たくないけれど、RTX 5060では物足りないという人には、これ以外に選択肢がありません。フォートナイトやAPEXを高設定で遊びたいなら、この価格差は大きな意味を持ちます。
【このゲーミングPCがおすすめな人】
- 15万円という予算を絶対に超えたくない人
- とにかく価格に対するゲーム性能を最優先する人
- 最新世代のCPUとDDR5メモリの構成を最安値で手に入れたい人
【このゲーミングPCをおすすめしない人】
- VRAMが8GBのため、将来の高画質ゲームへの対応力には懸念が残る
- メーカーのサポート体制を重視する人
2. ドスパラ GALLERIA RM5C-R56T
【スペック概要】
- CPU: Core i5-14400F
- GPU: GeForce RTX 5060 Ti (8GB)
- メモリ: 16GB DDR5
- ストレージ: 500GB SSD
- 価格の目安: 159,980円(税込)~
【おすすめ理由】 ドスパラで買う一番のメリットは、困った時に相談できる場所があることです。全国に店舗があるので、ネットで調べても分からない時は直接聞きに行けます。初心者が一番心配する「故障した時どうしよう」という不安に対して、実店舗の存在は心強い。159,980円という価格は決して安くありませんが、翌日出荷の早さも含めて、安心料として考えれば妥当でしょう。
【このゲーミングPCがおすすめな人】
- 初めてゲーミングPCを購入し、サポート体制に不安がある人
- 信頼できる大手メーカーから購入したい人
- 注文してから、すぐにPCを手に入れたい人
【このゲーミングPCをおすすめしない人】
- 性能がほぼ同じで、より安価なモデルがあるため、1円でも安く購入したい人
- VRAM容量など、PCの将来性を重視する人
3. パソコン工房 LEVEL-M1P5-R57X-SS4X
【スペック概要】
- CPU: Ryzen 7 5700X
- GPU: GeForce RTX 5060 Ti (16GB)
- メモリ: 16GB DDR4
- ストレージ: 500GB SSD
- 価格の目安: 159,800円(税込)~
【おすすめ理由】 VRAM 16GBという仕様が将来への備えになります。現在のゲームは8GBで十分ですが、2年後の新作では確実に差が出るはず。特に「モンスターハンターワイルズ」のような大作タイトルでは、VRAM不足が画質設定を下げる原因になりがちです。159,800円で8GBモデルより9,000円高いだけなので、長く使うつもりなら払っておいた方が後悔しません。
【このゲーミングPCがおすすめな人】
- 一度購入したら、できるだけ長く性能を気にせず使い続けたい人
- 将来のAAA級タイトルへの備えを万全にしたい人
【このゲーミングPCをおすすめしない人】
- CPUやメモリが最新世代のパーツで構成されていることにこだわりがある人
- 現在のゲームをプレイする上での、目先のコストパフォーマンスを最優先する人
4. マウス NEXTGEAR JG-A7G6T
【スペック概要】
- CPU: Ryzen 7 5700X
- GPU: GeForce RTX 5060 Ti (16GB)
- メモリ: 16GB DDR4
- ストレージ: 1TB SSD
- 価格の目安: 174,900円(税込)~
【おすすめ理由】 3年保証が最大の売りです。PCは購入から2~3年目に故障することが多く、その時の修理費は5~10万円かかります。174,900円という価格は高めですが、故障時の出費リスクを考えれば保険として機能します。24時間365日の電話サポートもあるので、深夜にトラブルが起きても対応してもらえる。余計な心配をしたくない人向けです。
【このゲーミングPCがおすすめな人】
- PCが故障した際の高額な修理費のリスクを完全に避けたい人
- 3年間という長期間にわたる絶対的な安心感を求める人
【このゲーミングPCをおすすめしない人】
- 性能がほぼ同じで、より安価なモデルがあるため、保証期間よりも初期費用を抑えたい人
5. パソコン工房 LEVEL-M1P5-R57X-TK4X
【スペック概要】
- CPU: Ryzen 7 5700X
- GPU: GeForce RTX 5070 (12GB)
- メモリ: 16GB DDR4
- ストレージ: 500GB SSD
- 価格の目安: 169,700円(税込)~
【おすすめ理由】 RTX 5070搭載機を17万円以下で買えるのは珍しい。通常このGPUを積んだPCは20万円を超えてくるので、169,700円は破格と言えます。CPUは旧世代のRyzen 7 5700Xですが、WQHDのような高解像度ではGPU性能の方が重要になるため、この割り切りは合理的。フルHDでは物足りなくなってきた人の次のステップに適しています。
【このゲーミングPCがおすすめな人】
- フルHDだけでなく、WQHD解像度でのゲームプレイも低価格で実現したい人
- 価格に対する純粋なGPU性能を最も重視する人
【このゲーミングPCをおすすめしない人】
- CPUやメモリの世代が新しいことを、GPU性能と同じくらい重視する人
- VRAM 16GBという将来性への安心感を優先したい人
6. MDL.make (Ryzen 7 7800X3D / RTX 5060 Ti 8GB)
【スペック概要】
- CPU: Ryzen 7 7800X3D
- GPU: GeForce RTX 5060 Ti (8GB)
- メモリ: 16GB DDR5
- ストレージ: 500GB SSD
- 価格の目安: 199,800円(税込)~
【おすすめ理由】 VALORANTやAPEXで高フレームレートを出したい人向けの構成です。7800X3Dは競技系FPSで異常に高いフレームレートを叩き出すCPUで、240Hzモニターを活かしきれます。199,800円という価格はGPUの性能を考えると割高ですが、ランクを上げたい、大会で結果を出したいという明確な目標がある人なら検討する余地があります。
【このゲーミングPCがおすすめな人】
- eスポーツタイトルで「勝つ」ことを最優先する競技志向のプレイヤー
- 特定のゲームにおいて、最高のフレームレートを追求したい人
【このゲーミングPCをおすすめしない人】
- 様々なジャンルのゲームをバランス良く高画質で楽しみたい人
- GPU性能に対するコストパフォーマンスを重視する人
7. マイニングベース Astromeda GAMER
【スペック概要】
- CPU: Ryzen 7 5700X
- GPU: GeForce RTX 5060
- メモリ: 16GB DDR4
- ストレージ: 500GB SSD
- 価格の目安: 175,800円(税込)~
【おすすめ理由】 見た目重視の人向けです。360mm水冷クーラーと10個のファンによる冷却システムは確かに豪華で、ピラーレスガラスケース越しに見える内部は綺麗。175,800円は性能だけ見れば割高ですが、毎日目にするものなので、デザインにお金をかけるのも一つの考え方です。夏場の冷却性能も期待できるでしょう。
【このゲーミングPCがおすすめな人】
- PCの「見た目」やデザイン性に、性能と同じくらいこだわりたい人
- 長時間のゲームプレイにおけるPCの安定性を左右する「冷却性能」を重視する人
【このゲーミングPCをおすすめしない人】
- 性能が同等の、より安価なモデルがあるため、コストパフォーマンスを最優先する人
- PCの初期設定などに自信がなく、購入後すぐに使える手軽さを求める初心者
【15~20万円台】ゲーミングPCの選び方 5つの基準
今回ご紹介した7台のPCは、すべて以下の5つの重要な基準に基づいて厳選しています。この基準を理解すれば、ご自身でもスペック表から性能を判断できるようになり、後悔のないPC選びが可能です。
基準1:GPU(グラフィックス)は「RTX 5060」以上を目安に
ゲーミングPCの性能は、この「GPU(グラフィックボード)」で約8割が決まります。15万円以上の予算ならRTX 5060以上が基本ライン。
性能の目安
- RTX 5060 (8GB): フルHDで多くのゲームを高設定で快適プレイ
- RTX 5060 Ti (8GB/16GB): より高いフレームレートを安定維持。16GB版なら将来性も高い
- RTX 5070 (12GB): WQHD(1440p)での高解像度ゲームが本格的に可能
長く使うつもりならVRAM 16GB版を選ぶのがおすすめです。今後登場するゲームは、より重い処理を必要とする可能性が高く、多くのVRAMを消費すると予測できるからです。
VRAMが不足するとゲームがカクカクする原因となります。数年先まで安心してプレイしたいなら、余裕をもって16GBモデルを選ぶのが賢明です。
基準2:CPUはGPUとのバランスで選ぶ
CPUはPC全体の司令塔。基本的にはGPUに見合ったものが搭載されているので、以下を確認すれば十分です。
- RTX 5060クラスまで → Core i5 / Ryzen 5 以上
- RTX 5070クラス以上 → Core i7 / Ryzen 7 以上
この組み合わせになっていれば、CPUがGPUの足を引っ張る心配はありません。
基準3:メモリは「16GB」、ストレージは「500GB」以上
- メモリ:16GB以上必須。8GBでは最近のゲームで容量不足になります
- ストレージ:SSD 500GB以上。複数ゲームをインストールするなら1TB推奨
基準4:144Hzゲーミングモニターが別途必要
デスクトップPCはモニター別売りです。PC性能を活かすには144Hz以上のゲーミングモニターが必須。一般的な60Hzモニターでは、高フレームレートの恩恵を受けられません。
基準5:迷った時はメーカーの特徴で選ぶ
性能と価格が似ているPCで迷った時はメーカーで選びましょう。
以下、判断基準です:
- 手厚いサポート → マウスコンピューター(3年保証)
- 納期の速さ・店舗の安心感 → ドスパラ(翌日出荷・全国店舗)
- 価格の安さ → パソコン工房(セール頻度高)
- デザイン・冷却性能 → マイニングベース(見た目重視)
購入前に知っておきたい ゲーミングPCのメリット・デメリット
ゲーミングPCの購入を検討している方に向けて、デスクトップ型ゲーミングPCの現実的なメリット・デメリットをお伝えします。
良い面だけでなく、不便な点もしっかり理解した上で購入に踏み切りましょう。
ゲーミングPCを選ぶメリット
1. 同じ予算でワンランク上の性能が手に入る
15万円の予算なら、通常RTX 4060搭載のノートPCしか買えませんが、デスクトップならRTX 5060 Ti搭載機が購入できます。
これは単純にフレームレートが20-30%向上することを意味し、APEXで120fpsしか出なかった設定で150fps以上を狙えるようになります。
同じ金額でより快適なゲーム体験を得られるのは、デスクトップPCの最大の魅力ですね。
2. 壊れても安く直せる
ノートPCが故障すると、マザーボードごと交換で5~10万円の修理費がかかることが多いです。
一方デスクトップなら、故障した部品だけ交換すれば済みます。
例えばマザーボードが壊れても1~2万円、電源ユニットなら5000円程度で修理可能です。
パーツが独立しているため、トラブルの原因特定も簡単で、修理期間も短くて済みます。
3. 数年後にパーツ交換で性能アップできる
最初はRTX 5060搭載機を買って、2年後にRTX 6070に交換するといったアップグレードが可能です。
PC全体を買い替えると15-20万円かかりますが、GPU交換だけなら5-8万円程度。
特にメモリやストレージの増設は比較的安価にできるため、長期的に見ると大幅な節約になります。
一度良いケースやマザーボードを選んでおけば、5-6年は現役で使い続けられるでしょう。
4. 夏場でも性能が落ちにくい
大型ファンと広いケース内部の空間により、高性能パーツから発生する熱を効率的に排出できます。
室温30度を超える夏場でも、CPU温度を70度台に抑えることが可能。
ノートPCでよくある「暑くなると重くなる」「ファンが爆音になる」といった現象がほとんど起きません。
長時間のゲームセッションでも安定したフレームレートを維持できるため、競技性の高いゲームでは特に有利です。
5. 自分好みの周辺機器を選べる
プロゲーマーが使うような240Hzの高性能モニター、1ms以下の反応速度を持つゲーミングマウス、カスタマイズ可能なメカニカルキーボードなど、最高級の機材を自由に組み合わせられます。
これらの周辺機器は個別に買い替えが可能で、予算に応じて段階的にグレードアップしていけるのも魅力。
特にモニターは一度良いものを買えば10年近く使えるため、投資価値は高いです。
ゲーミングPCを選ぶデメリット
1. 設置場所を確保する必要がある
PC本体(一般的なミドルタワーで幅20cm×奥行40cm×高さ45cm程度)とモニター(24インチ以上推奨)を置ける十分な机が必要です。
さらに配線スペースや排熱のための空間も考慮すると、最低でも120cm幅のデスクは欲しいところ。
6畳程度のワンルームだと、部屋の大部分をPC環境が占有してしまい、生活空間が圧迫される可能性があります。
2. 持ち運びは現実的ではない
重量15-20kgのPC本体に加え、モニターやキーボードまで含めると、友人宅への持参は非現実的です。
大学生活や転勤の多い社会人の場合、引っ越しの度に慎重な梱包と運搬が必要になります。
出張先や帰省先でゲームを楽しみたい場合は、別途ノートPCを用意するか、諦めるしかありません。
3. 周辺機器代で2~3万円は追加でかかる
モニター(1.5~2万円)、キーボード・マウス(0.5~1万円)、スピーカーまたはヘッドセット(0.3~0.8万円)は最低限必要な出費です。
さらにゲーミングチェア(2-3万円)やデスク(1-2万円)まで新調すると、トータル5-6万円の追加投資になることも。
PC本体の予算だけでなく、環境構築全体のコストを考慮して予算を組む必要があります。
4. 配線がごちゃごちゃする
PC、モニター、キーボード、マウス、スピーカー、ルーターなど、それぞれに電源ケーブルやUSBケーブルが必要で、机の下は配線だらけになります。
ケーブルマネジメントを怠ると、掃除が困難になり、見た目も悪くなりがち。
配線を綺麗にまとめるには、専用のケーブルトレイやマジックテープなどの追加購入も必要になるでしょう。
5. 停電や雷などの電源トラブルに弱い
めったにないことですが、UPS(無停電電源装置)を用意していない場合、突然の停電で作業中のデータが失われるリスクがあります。
また雷による過電流でマザーボードや電源ユニットが故障する可能性も。
ノートPCのように内蔵バッテリーで保護されていないため、電源環境が不安定な地域では特に注意が必要です。
UPSを導入すると1-2万円の追加コストがかかりますが、大切なデータを守るためには検討する価値があります。