
「中古のゲーミングPCって、本当に大丈夫なの?」
そんな不安を抱えていませんか?
新品は高いけれど、中古は故障が心配。スペック表の専門用語もよく分からない。
初めてのゲーミングPC選びで、そんな複雑な心境になるのは当然のことです。
インターネット上には「中古はやめとけ」という意見もあれば、「コスパ最強」という声もあり、一体どちらが正しいのか判断に困ってしまいますよね。
そこで、この記事では、中古ゲーミングPCの本当のメリットとデメリットをお伝えします。
そして、もしあなたが中古を選ぶなら、絶対に後悔しないための具体的な選び方まで、初心者にも分かりやすく解説していきます。
ぜひ最後までチェックしてくださいね!
中古ゲーミングPCがアリかどうかは人によって異なる
結論から言うと、中古ゲーミングPCは「アリかナシか」の二択で語れるほど単純なものではありません。
なぜなら、PC選びの正解は、あなたのPCスキルや「何を一番大切にしたいか」によって全く変わってくるからです。
中古ゲーミングPCには中古ゲーミングPCの、新品のゲーミングPCには新品のゲーミングPCの良さがあります。
新品のPCと中古のPCが、それぞれどんな特徴を持っているのか、まずはこの比較表で全体像をつかんでみてください。
項目 | 中古PC | 新品PC |
---|---|---|
価格 | ◎ (安く手に入れやすい) | △ (高価になりがち) |
コストパフォーマンス | ○ (状態による) | ○ (特に格安BTO) |
パーツ寿命 | × (使用済みのため短い) | ◎ (新品状態からスタート) |
安心感 | × (故障やハズレ個体のリスク) | ◎ (リスクが低い) |
おすすめな人 | PC中級者〜上級者 | PC初心者 |
この表から分かる通り、中古PCは価格が圧倒的に安い一方で、「パーツ寿命の短さ」といった『安心感』に関わる部分で大きなリスクを抱えています。
中古PCを選ぶということは、この「安心感」を、価格の安さと引き換えにする行為に他なりません。
それでは、具体的にどのようなデメリット(リスク)があり、それを上回るほどのメリット(魅力)が本当にあるのか、詳しく見ていきましょう。
中古ゲーミングPCのデメリット
まずはゲーミングPCのデメリットを正直にお伝えします。
パーツの寿命が短い
中古ゲーミングPCの最大のデメリットが、新品よりもパーツの寿命が短いこと。つまり早く故障する可能性があるという点です。
ゲーミングPCは、GPU、SSD、マザーボードなど、様々な消耗部品の集合体です。特に注目すべきが電源ユニット。電源ユニットの寿命は比較的短く(2~5年が目安)、買ってすぐに故障することも珍しくありません。
電源はPCの心臓部であるため、故障すると他の高価なパーツ(マザーボードやCPU)を巻き込んで破損させてしまう可能性があり、最も警戒すべきパーツです。
パーツ | 平均寿命の目安 | よくある故障の兆候 |
---|---|---|
電源ユニット | 2〜5年 | 突然のシャットダウン、起動しない、異音 |
GPU (グラボ) | 4〜5年 | 画面の乱れ (アーティファクト)、ゲーム中のクラッシュ |
SSD | 5〜10年 | 動作の極端な遅延、読み書きエラー、ファイルの消失 |
マザーボード | 3〜4年 | 起動しない (POST失敗)、USBポートの無反応 |
さらに、目に見えない「ホコリ」も、寿命を縮める大きな原因です。
ケース内部に溜まったホコリは、PCの冷却性能を著しく妨げ、パーツを常に高温状態にさらします。熱は電子部品にとって最大の敵であり、確実に寿命を削っていくのです。
このように、中古PCは「すでに使われた時間」と「見えないホコリによる劣化」という、二重のリスクを抱えていることを理解する必要があります。
非正規のWindows OSが搭載されている可能性がある
中古PCに潜む「非正規OS」の罠
中古PC、特に個人間取引(フリマアプリなど)に潜む、目に見えないけれど非常に深刻なリスク。それが「非正規(海賊版)のWindows OS」がインストールされている可能性です。
一見すると普通に動くため、初心者には見分けるのが極めて困難です。しかし、非正規OSを使い続けることには、あなたのPCライフそのものを脅かす、以下のような致命的な危険が伴います。
- 危険①:セキュリティ更新が受けられず、ウイルスに無防備になる 正規の更新プログラムが適用されないため、日々生まれる新しいウイルスやサイバー攻撃に対する防御が一切ない状態になります。
- 危険②:個人情報やアカウントが盗まれる ウイルスに感染したPCを使い続けることで、クレジットカード情報、各種サービスのパスワード、大切なゲームアカウントなどが盗まれる危険性が非常に高まります。
- 危険③:ある日突然PCが起動しなくなる 何かの拍子でライセンス認証が外れ、「このWindowsのライセンスは正規品ではありません」という警告と共に、PCが起動しなくなったり、機能が大幅に制限されたりする可能性があります。
見た目がキレイでも「ハズレのグラボ」が搭載されている可能性
中古PC市場には、一見すると問題なさそうでも、実は内部がボロボロになっている「ハズレの部品」が搭載されたPCが紛れ込んでいることがあります。
その代表格が、「マイニング」で酷使されたグラフィックボード(グラボ)です。
マイニングとは、仮想通貨(ビットコインなど)を手に入れるための作業のことです。この作業には膨大な計算が必要で、そのためにグラボが使われます。
そして、一部の業者は、利益を出すために何十台、何百台ものグラボを、24時間365日、休みなくフルパワーで動かし続けます。
このような「マイニング落ちグラボ」を搭載したPCを買ってしまうと、購入後すぐにゲームがカクついたり、画面が映らなくなったりするトラブルに見舞われる可能性が非常に高いです。
中古ゲーミングPCのメリット
ここまでリスクの話をしてきましたが、もちろん中古PCには新品にはない魅力的なメリットがあるのも事実。丁寧にお伝えしていきますね。
とにかく安くゲーミングpcが手に入る
これはもうすでにご存じだと思いますが、新品にはない中古ゲーミングPCのメリットの一つは、とても安くゲーミングPCを手に入れられることです。
スペックは最新世代ではありませんが、人気ゲームの推奨スペックを満たすPCが、10万円以下、時には8万円といった価格で手に入ることがあります。
例えば、中古パソコン専門店「くじらや」では、人気ゲームも十分遊べるGTX 1650搭載モデルが8万円以下で販売されていることも。
この価格で「PCゲームができる環境」そのものを手に入れられるのは、中古市場ならではの魅力です。
同じ性能の新品より、圧倒的に安く買える可能性がある
新品と同じ性能のPCを、時には半額近い価格で手に入れられる。それが中古ゲーミングPCを選ぶ最大のメリットです。
例えば、ドスパラなどの中古専門店では、PCが性能や状態によって細かくランク分けされています。特に、性能には全く問題がないものの「ケースに少し傷がある」といった理由だけで「Cランク品」となり、元値の50%オフといった破格の値段で販売されているケースがあるのです。
もちろん在庫があればの話ではありますが。外見を気にしない合理的なユーザーにとっては、これ以上ないメリットですよね。
保証もしっかりと付いている
「中古だから保証が付いていない」ということはありません。信頼できる専門店であれば、新品と同様にしっかりと保証が付いています。
ただし、注意も必要です。新品の保証が通常1年間であるのに対し、中古は30日~180日と短い場合が多く、「保証あり」という言葉だけで安心するのは危険です。
それでも、購入直後の初期不良に対応してくれる保証が付いていることは、大きな安心材料にだと思います。
保証期間の長さはショップの信頼性を示す一つの指標にもなるため、しっかり確認しましょう。
中古ゲーミングPCがおすすめではない人
メリット・デメリットを踏まえ、まずは中古PCをおすすめ「できない」人について解説します。もしあなたがこちらに当てはまるなら、無理せず別の選択肢を検討する方が、結果的に満足度の高い買い物になるはずです。
- PCの知識が全くない初心者:
- 専門用語が分からず、トラブルの際に何から手をつけていいか見当もつかない場合、中古PCのリスクはあまりにも高すぎます。多少価格が高くても、新品の安心感を選ぶべきです 。
- 購入後の故障やトラブルの心配を一切したくない人
- 「パーツがいつ壊れるか」といった不安を抱えながらゲームをプレイするのは、大きなストレスです。価格の安さよりも、長期的な安心感を最優先したいなら、新品を選ぶのが賢明です。
- 最新ゲームを最高の環境でプレイしたい、妥協したくない人
- グラフィック性能を飛躍的に向上させる「DLSS 3」のような最新技術は、最新世代のグラボでしか利用できません。最高のゲーム体験を求めるなら、最新パーツで構成された新品PCが必須となります。
これらの人々にとって、パーツの寿命や短い保証といった中古PCのリスクは、価格の安さを上回る大きなストレスになりかねないと思います。
【解決策】ゲーミングpcを安く買うならBTOメーカーで買うのがおすすめ



「でも、やっぱりPCは新品でも安く買いたい…でも、安心も欲しい…」
そんなあなたに最適なのが、「格安新品BTOメーカー」という選択肢です。
BTOとは、注文を受けてからPCを組み立てる販売方式のことす。オンライン直販に特化することで驚くほどの低価格を実現しているメーカーが存在します。
中古PCにはない、新品BTOならではの圧倒的なメリットは以下の通りです。
- 【絶大な安心感】 全パーツが新品で、寿命の心配がない
中古PC最大のデメリットである「パーツの消耗」というリスクが一切ありません。すべての部品が100%の状態でスタートし、その性能を余すことなく使い切ることができます。 - 【手厚い保証】 通常1年以上のメーカー保証とサポート
万が一トラブルが発生しても、メーカーの手厚いサポートを受けられます。「自分で原因を調べる」といった手間や不安から解放されるこのメリットは、価格差以上の価値があります。 - 【最新の体験】 DLSS 3など、最新技術に完全対応
最新世代のパーツで組まれているため、ゲームのフレームレートを劇的に向上させる「DLSS 3」のような最新技術の恩恵をフルに受けられます。これは、古いパーツで構成された中古PCでは決して得られない体験です。
中古PCの価格に少し予算を上乗せするだけで、これら全てのメリットが手に入るのです。
【補足】おすすめのBTOメーカーはこちら
ここで新品での購入を考えている方におすすめのBTOメーカーをご紹介します。
ドスパラ


ドスパラは、BTOパソコンの老舗大手で、ゲーミングPCブランド「GALLERIA(ガレリア)」は絶大な知名度と信頼を誇ります。
長年の実績に裏打ちされた品質管理と、プロゲーマーも使用する安心感が最大の魅力。
また、注文してから最短翌日に発送してくれるモデルも多く、「欲しい!」と思ったらすぐに手に入るスピード感は他社にはない強みです。
実店舗も全国に展開されているので、困ったときにすぐ相談できるのも初心者にとっては非常に心強いポイントだと思います。
→ ドスパラ公式サイトでGALLERIAの最新モデルをチェックする
MDL.make


2023年に登場した新興BTOメーカー「MDL.make」は、その圧倒的なコストパフォーマンスで急速に知名度を上げています。
MDL.makeの強みは、オンライン直販によるコスト削減と、一部パーツの自社製造による徹底した価格競争力です。
例えば、最新のRTX 4060を搭載した新品ゲーミングPCが14万円前後で販売されており、これは同価格帯の型落ち中古PCの価値を根本から揺るがす存在と言えるでしょう。
「とにかく1円でも安く、最新の新品PCが欲しい」という方に、まさにうってつけのメーカーです。
→ MDL.make公式サイトで驚きの価格をチェックする
中古ゲーミングPCがおすすめな人
一方で、以下のような方には中古ゲーミングはおすすめです。
- PCの基本的な知識があり、リスクを理解した上で安さを追求したい人
- メモリの挿し直しやドライバの再インストール、ファンの交換といった基本的なトラブルシューティングができるなら、中古PCのリスクを大幅に軽減できるのでアリです。
- 予算10万円以下が絶対条件の人:
- この価格帯では、中古PCが提供するコストパフォーマンスは新品を圧倒します。エントリーモデルを格安で手に入れたいなら、中古ゲーミングpcがおすすめです。
- プレイしたいゲームが比較的軽い、または最高画質にこだわらない人:
- VALORANTのような軽量なeスポーツタイトルや、Apex Legendsを中程度の画質設定で楽しむ分には、数世代前の中古PCでも十分でしょう。
こちら側に当てはまる方は次の「予算別の性能目安」と「選び方の鉄則」を参考に、最高の掘り出し物を見つけ出しましょう。
【予算別】狙える性能とゲームの目安
予算によって、狙えるPCの性能は大きく変わります。
ここでは、価格帯別にどのようなゲーム体験が期待できるか、具体的なスペックと共に示します。これにより、あなたの予算に合った現実的な目標を設定できます。
予算 | 狙えるスペック例 (CPU, GPU) | 性能目安 |
---|---|---|
~5万円 |
CPU: Core i7 (第4~6世代) GPU: GTX 1060 |
古いゲームや軽量なeスポーツタイトル向け。VALORANTなら低設定でプレイ可能。 注意:パーツの寿命が近く、高リスク。 |
5~8万円 |
CPU: Core i5 (第8~10世代) GPU: GTX 1660 SUPER |
フルHD (1080p) 入門。多くのゲームを中設定で楽しめる。Apex Legendsで60~100fps程度が目標。 |
8~12万円 |
CPU: Core i5-12400F GPU: RTX 3060 |
フルHD (1080p) 快適。ほとんどのゲームを高設定・高フレームレートでプレイ可能。Apex Legendsで安定144fpsを狙える、最もコスパの良い価格帯。 |
12万円~ |
CPU: Core i7 (第12世代~) GPU: RTX 3070~ |
WQHD (1440p) 挑戦。より高解像度でのゲームプレイが視野に入る。 注意:この価格帯から新品の格安BTO PCと競合するため、慎重な比較が必須。 |
後悔しない中古ゲーミングPCの選び方を5つのポイントで紹介!
これまでの内容を踏まえ、中古PCを選ぶと決めた方へ。
ここでは中古ゲーミングPC選びで失敗しないための5つの鉄則を紹介します。
「やりたいゲーム」の推奨スペックから逆算する
漠然とPCを探すのではなく、まず自分が最もプレイしたいゲームを決め、そのゲームが快適に動作するスペックの中古ゲーミングPCを探しましょう。これにより、無駄な出費やスペック不足を防げます。
- 例1: Apex Legendsで安定して144fpsを出したい場合
フルHD(1920×1080)で安定して144fpsを維持するには、CPUはIntel Core i5-12400F、GPUはNVIDIA GeForce RTX 3060あたりが目標です。この構成の中古PCは、市場で8万円〜12万円程度で見つけることができます。 - 例2: VALORANTで240fpsを目指す場合
VALORANTはGPU負荷が軽いため、GTX 1660 SUPERでも高フレームレートを狙えます。むしろ重要なのはCPU性能であり、AMD Ryzen 5 5600XやIntel Core i5-12400Fクラスを搭載したモデルを選ぶのが賢明です。
各ゲームの公式サイトには必ず「推奨スペック」が記載されているので、まずはそこを確認することから始めましょう。
CPU・GPUの「世代」を必ずチェックする
中古PCの「Core i7搭載」という言葉だけで選ぶのは大変危険です。CPUやGPUの「世代」を必ずチェックするようにしましょう。
「世代」とは、パーツの新しさを示すバージョン番号のことで、型番の数字(例: Core i5-12400の「12」)を見れば分かります。
では、なぜ「世代」がそんなに重要なのかというと、世代が違うと性能は全くの別物になるからです。
実際、2014年頃に発売された古い「Core i7-4790」より、2022年頃に発売された「Core i5-12400」の方が、ゲームはずっと快適に動きます。
簡単な目安として、以下の基準を参考にしてください。
- CPU: Intelなら第10世代以降、AMDならRyzen 3000シリーズ以降を目安にしましょう。
- GPU: NVIDIAならRTX 20シリーズ以降を選ぶと、レイトレーシング(光の反射や影をリアルに描写する技術)やDLSS(AIによる高画質化技術)といった現代的なゲーム技術の恩恵を最低限受けられます。
意外と見落としがちな電源ユニットの容量と品質もチェックする
CPUやGPUの性能をチェックする人は多いですが、「電源ユニット」も見逃せない、とても重要なパーツです。
電源はパソコンの中でも故障しやすいパーツの一つで、壊れると他の部品まで故障してしまう可能性があります。
特に注意したいのは、電源ユニットについての情報が何も書かれていないショップです。そういった場所での購入は避けた方が安心です。
商品説明に「電源のメーカー名」や「型番」、「80 PLUS」といった認証ランク(電力効率の目安)が書かれているかどうかが、販売店の信頼性を判断するポイントにもなります。
迷ったときは、最低でも「80 PLUS Bronze」認証を取得しているモデルを選ぶと良いでしょう。よくわからない場合でも、まずは電源についてしっかり説明があるかどうかを確認するのが大切です。
ストレージは必ず「SSD」搭載モデルを選ぶ
PCの使い心地を大きく左右するのが、ストレージの種類です。
ストレージには、昔からある「HDD(ハードディスクドライブ)」と、より高速な「SSD(ソリッドステートドライブ)」の2種類がありますが、選ぶべきは必ずSSDを搭載したモデルです。
SSDなら、パソコンの起動やゲームの読み込みが格段に速くなり、全体的な動作もスムーズになります。HDDしか載っていないモデルは、たとえ価格が安くてもおすすめできません。快適に使いたいなら、まずは「SSD搭載かどうか」を確認しましょう。
フリマは絶対にNG!信頼できる「専門店」を選ぶこと
中古ゲーミングPCは、どこで買うかが最も重要です。どれだけ魅力的なスペックでも、保証のない個人間取引は「良い買い物」ではなく「危険な賭け」です。
購入先は主に「中古PC専門店」と「フリマ・オークション」の2種類ですが、PC初心者・中級者は必ず「中古PC専門店」を選んでください。
専門店では、スタッフによる点検や清掃が行われ、独自の保証制度も設けられているため、トラブルのリスクを大きく減らすことができます。
一方で、メルカリやヤフオクなどのフリマ・オークション(C2C)プラットフォームでは、専門店よりも安い価格で中古PCが出品されていることもあり、とても魅力的に見えるかもしれません。
しかし、これはPCに詳しい上級者向けの選択肢であり、初心者には決しておすすめできません。
商品説明が不正確だったり、マイニングに使われていたPCが隠されていたりするリスクが非常に高く、何か問題が起きてもすべて自己責任になってしまいます。
自力でPCを修理・整備できるスキルを持った人だけが足を踏み入れるべき領域です。
メルカリなどで中古ゲーミングpcを買うのは初心者は絶対にやめてくださいね。
中古ゲーミングPCのおすすめ購入先を2つ紹介
先ほどもお伝えしましたが、中古PCは必ず信頼できる専門店で購入すべきです。
ここでは、おすすめの中古ゲーミング専門店を2社紹介します。それぞれの特徴を理解し、ご自身に合った店を選びましょう。
ドスパラ中古


中古でも状態をしっかり確認してから納得して買いたい――そんな方にぴったりなのが「ドスパラ中古」です。PC専門店大手・ドスパラが運営しており、安心感と信頼性はトップクラスです。
商品の状態は「Aランク(美品)」「Bランク(やや使用感あり)」といった具合に細かくランク付けされており、見た目だけでなく内部パーツの状態まで明記されている点が特長です。中古ゲーミングPCにありがちな見た目はキレイだけど中身が不安という問題を、事前に回避しやすくなっています。
在庫数も多く、条件次第では「性能は十分なのに少し見た目に難があるだけで大幅値引き」といった掘り出し物に出会えることもあります。「まずは買う前にしっかり確認したい」「少しでもリスクを減らしたい」**という方におすすめのショップです。
中古パソコン直販


「購入後も長く安心して使いたい」――そんな人におすすめなのが、「中古パソコン直販」です。企業向けにリースされていたPCを回収・再整備した「リフレッシュPC」を専門に取り扱っており、品質と保証面に強みがあります。
最大の魅力は、中古としては珍しい180日間の長期保証が標準で付いている点です。
さらに、販売されているPCの多くは法人で使われていたビジネス用の機種が中心で、マイニングや過剰なゲーム使用といった過酷な使い方をされていた可能性が低いのも安心ポイント。クリーニングやパーツ検査も専門スタッフによって行われており、状態の良さにも定評があります。
購入時にメモリの増設やSSDの換装など、カスタマイズができる点も魅力で、自分の用途に合わせてパフォーマンスを調整可能。電源ユニットの交換といった相談もできるケースがあり、中古品で不安になりがちなポイントをあらかじめ潰しておけます。
「保証付きで、中古でも安心して長く使いたい」「購入後のトラブルをなるべく避けたい」という方にぴったりのサイトです。
中古ゲーミングpcのよくある質問
中古ゲーミングPCの購入を検討する中で、よくある疑問や不安をここでまとめました。
- マイニング落ちのグラボかどうか見分ける方法はありますか?
-
はい、いくつかの目安があります。特に注意すべきなのは、同じグラフィックボードが大量に出品されているケースです。
たとえば、同一モデルを何十個も一度に出しているような出品者は、マイニング事業で使っていた在庫を一斉放出している可能性が高いです。
また、極端に安い価格設定にも注意が必要です。見分けるのは難しいですが、「明らかに安すぎる」「複数台出ている」などのパターンには警戒しましょう。
- 中古のゲーミングノートPCはおすすめですか?
-
基本的にはおすすめしません。ゲーミングノートPCは冷却性能に限界があり、高負荷での使用が続くと内部パーツの劣化が早まる傾向があります。しかも、デスクトップと違ってパーツの交換・修理も難しいため、トラブルが起きた場合の対応が限られます。
性能と耐久性を重視するなら、中古でもデスクトップ型を選ぶのが無難です。
- 支払い方法には何がありますか?
-
販売店によって異なりますが、たとえばドスパラや中古パソコン直販のような大手専門店では、以下のように幅広い支払い方法に対応しています:
- クレジットカード
- 銀行振込
- 代金引換
- ショッピングローン(分割払い)
- コンビニ決済(店舗による)
一方で、フリマアプリ(メルカリなど)ではプラットフォーム独自の決済システムを使うため、対応方法が限られることも。購入前に必ず各サイトで確認しておきましょう。
まとめ:納得できる一台を、確かな選び方で
中古ゲーミングPCは、うまく選べば高性能なPCを安く手に入れるチャンスです。しかしその一方で、「パーツの寿命」といったリスクも存在します。
だからこそ重要なのは、信頼できる専門店で購入すること。
状態の確認がしやすい「ドスパラ中古」や、長期保証が心強い「中古パソコン直販」など、実績のあるショップを選べば、不安を最小限に抑えて安心して中古PCを導入できます。
もし新品も視野に入れるなら、王道BTOの「ドスパラ」や、コスパに優れた「MDL.make」といった選択肢も有力です。
迷ったら、まずはそれぞれの公式サイトをチェックしてみてください:
- ドスパラ
- ドスパラ中古
- 中古パソコン直販
- MDL.make