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【2025年版】ゲーミングPCおすすめランキングTOP5!初心者向けの選び方も徹底解説

「PCでゲームがしたいけど、何のパソコンを選べばいいか分からない」

そんな悩みを抱えていませんか?

ゲーミングPCは種類が多く、専門用語もあって、初心者の方が一人で選ぶのはとても大変ですよね。

この記事では、そんなあなたに向けて、

  • ゲーミングPCの基礎知識と、失敗しない選び方のポイント
  • 予算や目的に合わせた、本当におすすめできるPC
  • 主要BTOメーカーの特徴と、どこで買うべきか

などを、できるだけ分かりやすい言葉で、一つひとつ丁寧に解説していきます。

この記事を読み終える頃には、ゲーミングPCのことがしっかり理解でき、自信を持って「自分だけの一台」を選べるようになっているはずです。

目次

まずはここから!ゲーミングPC購入前に知っておきたい3つのこと

本格的なPC選びに入る前に、知っておくべき「3つの大前提」があります。

まずはここから、ゆっくり見ていきましょう。

① ゲーミングPCと普通のPCの決定的な違いとは?

ゲーミングPCと普通のパソコンの一番の違いは、「ゲームの映像を美しく、滑らかに映し出すための専用パーツ」が入っているかどうかです。

このパーツを「グラフィックボード(グラボ)」と言います。

普通のPCにも映像を映す機能はありますが、例えるなら”普段履きのスニーカー”のようなもの。

一方、ゲーミングPCのグラボを例えるなら、”陸上選手が履く専用スパイク”。ゲームという特定の種目で最高のパフォーマンスを発揮するために作られています。美しい3Dグラフィックスは膨大な計算を瞬時に行う必要があるため、この”スパイク”のパワーが欠かせないのです。

このグラボのおかげで、美しい3Dグラフィックスのゲームもカクつくことなく、最高の映像を楽しめるのです。

② なぜ家電量販店ではなく「BTOメーカー」で買うのが良いの?

ゲーミングPCは、家電量販店でも見かけますが、多くのゲーマーは「BTOメーカー」という場所で購入します。

BTOとは「Build to Order」の略で、「注文を受けてから組み立ててくれるパソコンメーカー」のこと。ドスパラ、マウスコンピューター、パソコン工房といったメーカーが有名です。

BTOメーカーで買うことには、主に2つの大きなメリットがあります。

  1. コスパが良い:
    家電量販店のPCと比べて、同じ性能でも価格が安いことが多いです。宣伝費や大量の在庫を抱えるコストなどが価格に上乗せされにくいため、性能に対して適正な価格で購入できます。
  2. カスタマイズできる:
    「もう少しメモリを増やしたい」「SSDの容量を大きくしたい」といった要望に合わせて、購入時にパーツを自由に変更できます。自分だけの理想の一台を作れるのが魅力です。

これらの理由から、ゲーミングPCを買うなら、まずはBTOメーカーのサイトを見るのがおすすめです。

ちなみに、本当にPCに詳しい人やマニアックな人は、自分でパーツを一つひとつ選んで組み立てる「自作」という道を選ぶこともあります。これは、完全に自分好みのPCを作れる究極の選択肢ですが、パーツ同士の相性問題や組み立ての技術など、高度な専門知識が必要になります。

そのため、BTOは「メーカー品の安心感」と「自作のような自由度」の、ちょうど良いところを兼ね備えた、初心者にとって最適な選択肢ともいえるのです。

③ デスクトップとノートPC、初心者はどっちを選ぶべき?

ゲーミングPCには、大きな箱型の「デスクトップPC」と、持ち運べる「ノートPC」があります。どちらを選ぶべきか、それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。

スクロールできます
タイプメリットデメリットこんな人におすすめ
デスクトップ・同じ価格ならノートより高性能
・熱がこもりにくく、安定して動く
・後からパーツ交換がしやすい
・置く場所が必要
・モニターやキーボードが別途必要
置く場所があって、とことんゲームをやり込みたい人
ノート・持ち運べる、省スペース
・届いてすぐに使える
・一台で完結する
・同じ性能ならデスクトップより割高
・熱がこもりやすい
・パーツ交換が難しい
色々な場所で遊びたい人、部屋をスッキリさせたい人

もし設置場所に困らないのであれば、性能と価格のバランスで勝るデスクトップPCを選ぶのが、失敗の少ない選択です。

【初心者向け】失敗しないゲーミングPCの選び方 5つのポイント

「専門用語が多くて、何を見ればいいか分からない…」

そんな方に向けて、初心者がPCを選ぶときに「ここだけ見ておけば大丈夫!」という5つのポイントを、理由と共に解説します。

ポイント①:予算を決める(価格帯ごとの性能を知ろう)

まず大切なのは、大まかな予算を決めることです。ゲーミングPCは価格によって、できることが変わってきます。

  • 15万円前後(エントリーモデル):
    • 多くの人気ゲームを、標準的な画質で遊べる価格帯。初めての一台におすすめです。
  • 20万円前後(ミドルスペックモデル):
    • 性能と価格のバランスが最も良い、一番人気の価格帯。ほとんどのゲームを快適にプレイでき、画質設定にも少し余裕が持てます。
  • 30万円以上(ハイスペックモデル):
    • どんな最新ゲームも高画質で遊べる性能。ゲーム配信や動画編集など、ゲーム以外の重い作業も視野に入ってきます。

結論として、迷ったら20万円前後のモデルを基準に考えると、ほとんどの人が満足できる買い物になります。

ポイント②:最重要パーツ「グラボ(GPU)」の役割を理解すること

ゲーミングPCの性能を最も左右するのが、この「グラフィックボード(グラボ)」です。なぜ重要なのか、そしてどのクラスのグラボを選べば良いのかを改めて解説します。

なぜグラボが一番重要なのか?

グラボは、ゲームの「美しさ」や「動きの滑らかさ(フレームレート)」を専門に担当するパーツです。

CPU(パソコンの脳)など他のパーツがどれだけ高性能でも、グラボの性能が低いと、美しい映像のゲームはカクカクしてしまいます。

初心者におすすめのグラボの基準は?

現在主流のグラボは、NVIDIA社の「GeForce RTX」シリーズです。「RTX 4060」「RTX 4070」のように数字が並んでいますが、「後ろの数字が大きいほど高性能」とだけ覚えておけば大丈夫です。

初心者の方には、まず「RTX 4060」を基準に考えることをおすすめします。なぜなら、人気のApex LegendsやVALORANT、原神といったゲームのほとんどを、フルHD(一般的なモニターの解像度)で非常に快適にプレイできる性能を持っているからです。

これを選んでおけば、「買ったけど遊びたいゲームが動かない」という事態になることは、まずありません。

ポイント③:「CPU」はグラボの性能を引き出す司令塔

PC全体の「頭脳」であるCPUも、グラボの性能を活かすために重要です。その役割と選び方の基準を見ていきましょう。

CPUの役割とグラボとの関係性

CPUは、PC全体のあらゆる計算処理を担当し、グラボが最高の仕事ができるように指示を出す、司令塔のような役割を担っています。

もしCPUの性能が低すぎると、グラボに十分な指示を送れず、結果としてグラボが本来の力を発揮できなくなってしまいます。

これを「ボトルネック(足かせ)」と言い、高性能なグラボを積んでもPC全体の性能が頭打ちになる原因になります。

初心者におすすめのCPUの基準は?

CPUの主要なメーカーは、Intel(インテル)社の「Core iシリーズ」と、AMD(エーエムディー)社の「Ryzenシリーズ」です。

グラボの性能をしっかり引き出すためには、「Core i5 / Ryzen 5」以上のモデルを選んでおくのがおすすめです。これより下のグレード(Core i3など)だと、先ほど説明したボトルネックが起きる可能性があるため、特別な理由がない限りは避けた方が無難です。

ポイント④:メモリとストレージは「16GB」と「1TB SSD」が基準

ゲームを快適に遊ぶためには、作業スペースであるメモリと、保存場所であるストレージの容量も大切です。

それぞれの基準と、なぜその容量がおすすめなのかを解説します。

メモリは「作業台の広さ」。16GBが標準

メモリの役割は、PCが作業をするための「机の広さ」だと考えてください。PCは、ゲームやアプリといったデータを、一度この机の上に広げてから処理を行います。

机が狭い(メモリが少ない)と、ゲームをしながら攻略サイトを見ようとしたときに、一度ゲームのデータを片付けてからサイトのデータを広げる、といった手間が発生します。これが、PCの動作がカクつく原因になるのです。

  • 8GB以下: 最近のゲームでは容量不足になりがちで、ゲームがカクついたり、強制終了したりする原因になります。今から買うPCでは避けたい選択肢です。
  • 16GB: 現在の標準であり、基準となる容量です。 ゲームをしながら他の作業をしても、ほとんどの場面で快適に動作します。迷ったら、まずこれを選んでおけば間違いありません。
  • 32GB以上: 動画編集やゲーム配信など、ゲームと同時に非常に重い作業をする人向けの容量です。ゲームを遊ぶだけなら、過剰性能になることが多いです。

ストレージは「本棚の大きさ」。1TBあると安心

ストレージは、ゲームデータを保管しておく「本棚」の役割を果たします。現在は、本の出し入れが非常に速い「SSD」という種類が主流です。

最近のゲームは1本で100GBを超えることも多く、500GBの本棚だと、大型ゲームを4~5本入れただけですぐにいっぱいになってしまいます。

新しいゲームのために、今あるゲームをいちいち消すのは少し寂しいですよね。その点、「1TB」という大きな本棚があれば、容量を気にせずお気に入りのゲームをたくさん並べておけるので、安心してゲームライフを楽しめます。

ポイント⑤:遊びたいゲームの「推奨スペック」を確認する

もしあなたが「このゲームが遊びたい!」と決めているなら、そのゲームの公式サイトを見てみましょう。

そこには、ゲーム会社が「このくらいの性能があれば快適に遊べますよ」と示してくれている「推奨スペック」が書かれています。

この記事で解説した「グラボはRTX 4060」「CPUはCore i5」といった基準と、遊びたいゲームの推奨スペックを見比べることが、失敗しないための最も確実な方法の一つです。

【2025年版】おすすめゲーミングPC総合ランキングTOP5

ゲーミングPCはどこで買う?主要BTOメーカー徹底比較

「どのPCを買うか」と同じくらい重要なのが、「どこで買うか」です。

ここでは、主要なBTOメーカーの特徴を比較し、あなたがどのメーカーを選ぶべきかの指針を示します。

メーカー選びで注目すべき5つのポイント

メーカーを選ぶ際は、主に以下の5つのポイントを見て、自分にとって何が一番重要かを考えてみましょう。

  • 納期: 注文してから、どれくらいで届くか。
  • 価格: セール時の安さや、通常価格のバランス。
  • サポート: 困ったときに、どれだけ手厚い対応をしてくれるか。
  • 保証: 標準で何年保証が付いているか、有料の延長保証はあるか。
  • カスタマイズ性: パーツをどれくらい自由に変更できるか。

【ドスパラ】速さと総合力で選ぶなら

業界最大手の一つであるドスパラは、全体的なバランスが良く、特に「すぐにPCが欲しい」というニーズに強いメーカーです。

ドスパラの強み

ドスパラの最大の強みは、なんといっても納期の速さです。多くのモデルで「最短翌日出荷」に対応しており、「欲しい!」と思ったらすぐに手に入るスピード感は他社を圧倒しています。

また、全国に店舗があるため、実際にPCを見てから決めたい、困ったときに持ち込んで相談したい、という方にも安心です。

ドスパラの注意点

一方で、価格の変動がやや大きい点は注意が必要です。セールのタイミングを逃すと、他のメーカーより割高になってしまうこともあります。

とはいえ、PCの品質やサポート体制を含めた総合力では、初心者にとって最もバランスの取れた選択肢の一つです。

【マウスコンピューター】安心感を最優先するなら

PCに詳しくないから、買った後がとにかく不安…」という方に、最もおすすめしたいのがマウスコンピューターです。その理由は、他社にはない手厚いサポート体制にあります。

マウスコンピューターの強み

マウスコンピューターのPCには、標準で3年間の長期保証が付いています。さらに、24時間365日対応の電話サポートまであります。

深夜や休日にトラブルが起きても、いつでも専門家に相談できるという安心感は、何物にも代えがたい大きなメリットです。

マウスコンピューターの注意点

この手厚いサポート体制は、いわば「安心料」として価格に含まれています。そのため、同じスペックのPCを他のメーカーと比較した場合、価格が少し高めに設定されていることがあります。

価格よりも、購入後の安心感を最優先したい方にぴったりのメーカーです。

【パソコン工房】安定感とコラボモデルで選ぶなら

パソコン工房は老舗のiiyamaブランドPC「LEVEL∞(レベルインフィニティ)」が手掛けてるBTOメーカーです。安定した品質と、特定のファンに向けた豊富なラインナップが魅力です。

パソコン工房の強み

パソコン工房の大きな特徴は、有名なプロゲーマーやストリーマーとのコラボモデルが非常に多いことです。「憧れのあの人と同じPCが欲しい」という、その方のファンにとってはたまらないモデルを入手できるでしょう。

もちろん、PC自体の品質も高く、長年の実績に裏打ちされた安定感があります。

パソコン工房の注意点

品揃えが豊富な反面、サイト上に似たようなスペックのモデルがたくさん並んでいるため、初心者の方には少し違いが分かりにくく、迷ってしまうことがあるかもしれません。

お目当てのコラボモデルがある方や、じっくり比較検討するのが好きな方に向いているメーカーです。

とにかく安さ重視なら「フロンティア」のセールを狙おう

ここまで3つの主要メーカーを紹介しましたが、「とにかく価格を抑えたい!」という方には、もう一つ知っておいてほしい選択肢があります。それが「フロンティア」です。

ロンティアは、ヤマダ電機グループのBTOメーカーで、定期的に開催されるセール時の価格が圧倒的に安いことで知られています。セールを狙えば、他のメーカーと同じような性能のPCを、数万円安く手に入れられることも珍しくありません。

ただし、セール時と通常時の価格差が大きく、サポート対応が平日日中に限られるといった注意点もあります。

コストを最優先し、セール情報をこまめにチェックできる方にとっては、最高の選択肢となる可能性を秘めたメーカーです。

ゲーミングPCの購入に関するよくある質問

最後に、ゲーミングPCの購入を検討している方が、よく疑問に思う点にお答えします。

Q. パーツのカスタマイズってした方がいい?

A. 基本的には、メーカーが推奨している**標準構成のままで問題ありません。**専門家がバランスを考えて組んでいるので、初心者が下手にいじるよりも安心です。

もし予算に余裕があるなら、「メモリを16GBから32GBにする」「SSDを1TBから2TBにする」といった、後からでは交換が少し面倒なパーツのアップグレードを、購入時に検討するのがおすすめです。

Q. 延長保証には入るべき?

A. これは「安心を買うかどうか」の問題です。PCの扱いに慣れていなかったり、万が一の故障がとにかく心配だったりする方は、加入しておくと精神的に楽になります。

一方で、BTOパソコンは高品質なパーツを使っているため、普通に使っていれば保証期間内に壊れることは稀です。ある程度PCの知識がある方や、少しでも費用を抑えたい方なら、必須ではないでしょう。

Q. 買った後は何をすればいいの?

A. PCが届いたら、まずはモニターやキーボードを繋いで電源を入れます。その後は、

  1. 画面の指示に従って、Windowsの初期設定を行う
  2. インターネットに接続し、Windows UpdateでOSを最新の状態にする
  3. 「Steam」などのゲーム販売サイトのアプリをインストールする
    という流れになります。難しい作業ではないので、安心してください。

まとめ

今回は、初心者の方に向けて、ゲーミングPCの選び方からおすすめまでを詳しく解説しました。

たくさんの情報をお伝えしてきましたが、一番大切なポイントは、「自分の予算と、やりたいことに合ったPCを選ぶこと」です。

この記事で解説した「5つの選び方」を参考にし、メーカーごとの特徴も見比べて、あなたにピッタリのゲーミングPCを見つけてくださいね。

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