
Apex Legendsを快適にプレイしたいけど、どれを選べば失敗しないんだろう…。
その悩み、よく分かります。高い買い物だから、絶対に失敗したくないですよね。
Apex Legendsうえで、狙うべきスペック。おすすめのPC構成や具体的なおすすめのモデルも6つご紹介します。
なぜそのPCを選ぶべきなのか、理由もしっかり解説するので、ぜひ最後までチェックしてくださいね!
Apex公式推奨スペックを基準にするのはやめたほうがいい!その理由を解説!


まず初めに言っておきたいことがあります。
それは、2025年にApex Legendsを始めるなら、「公式サイトの推奨スペック」を基準にPCを選ばないほうがいいということです。
「え?どういうこと?」て思うと思うので、これからお伝えしていきますね。
まずは公式推奨動作環境を確認


まずは、公式サイトに記載されている推奨動作環境を見てみましょう。
- OS: 64-bit Windows 10
- CPU: Intel i5-3570K
- メモリ: 8GB
- GPU: NVIDIA GeForce GTX 970 / AMD Radeon R9 290
- GPU RAM: 8GB
- ストレージ: 70GB以上の空き容量
注目してほしいのは赤文字で示したところ。グラフィックボードです。
GeForce GTX 970と書かれていますよね。このパーツが発売されたのは、実に2014年。10年以上も前のモデルなのです。逆に古すぎて聞きなじみにない方もいるかもしれませんね。
なぜ公式スペックではダメなのか?2つの理由
「でも、公式が推奨しているんだから、遊べるんじゃないの?」そう思うのも当然です。
しかし、Apex Legendsで「勝ちたい」と思うのなら、その考えは非常に危険。式スペックでは不十分な理由は、主に以下の2点です。
理由➀:古いパーツ構成のPCは、初心者にこそ向かないから
今、推奨スペックであるGTX 970を搭載したPCを手に入れようとすると、多くは中古品や、グラボ単体で購入して自作でpcを組み立てる形になってくるでしょう。
これらは予期せぬトラブルが起きる可能性が高く、何か問題があった時に原因を特定する知識が求められます。
PCに詳しくない初心者の方こそ、手厚い保証が付いた新しいPCを選ぶべきなのです。わざわざ古いPCを選ぶメリットは、価格以外に何一つありません。
理由②:「平均60fps」では、最も重要な場面で性能が不足するから
公式の推奨動作環境でも60fps前後で確かに動きます。
でも、あくまで、公式が言う「60fps」は人が少ない場所を走っている時などの平均値です。降下直後の激戦区や、複数部隊が入り乱れる終盤の戦闘シーンとかでは40〜50までfps値は下がります。
60fps環境で戦うことが良くない主な理由を3つまとめました↓
① 入力遅延で反応が遅れる
fpsが低いほど、操作の反映に時間がかかります。コンマ1秒を争う世界で、敵より反応がわずかに遅れることは、撃ち負けに直結する致命的なハンデです。
② 敵がブレて正確に狙えない
視点を素早く動かすと、60fpsでは敵がブレて表示されます。これでは、左右に動く敵を滑らかに追い続ける「トラッキングエイム」は困難。
③ 画面酔いで集中できない
映像がカクつくと、人によっては画面酔いを引き起こし、集中力が低下します。長時間プレイするのは難しいでしょう。
そして何より、今のプレイヤーたちの基準は120fps〜144fps以上が当たり前です。ゲーミングモニターの普及により「高fpsが有利」なのはもはや常識。60fpsで戦うことは、ライバルたちと同じスタートラインにすら立てません。
Apex Legendsで初心者はfps144を目標にしよう
初心者は「144fps」を目指すのがおすすめです。
60fpsに比べ、144fpsは1秒間に表示される情報量が2.4倍。つまり、画面がかなり「ヌルヌル」に動くようになります。カクカクだった敵の動きも、滑らかに見えるので、格段にエイムがしやすくなりますよ。
また、プロゲーマーがプレイしているのは、240fps環境です。
このfps240を目指すのはアリかナシか?
正直、初心者がいきなりこれを目指すのは価格的におすすめしません。
高性能なゲーミングPC本体に加えて、「240Hz対応」という高価なモニターもセットで買う必要があるから。出費が一気に跳ね上がってしまいます。
正直なところ、144fpsと240fpsの体感の差は、ほとんどの人には分かりません。
fpsごとの体感の差はこんな感じです。
- 60fps:
マウスを普通に振るだけでも、少し残像感やカクつきを感じます。特に、近距離で左右に高速で動く敵を追いかけると、敵がワープするように見えてしまうことも。 - 144fps:
PCゲームに慣れた人が「ヌルヌルだ」と感じ始める基準です。マウスを素早く振っても、ポインターが手に吸い付いてくるような感覚になります。 - 240fps:
144fpsとの差はあまり感じません。しかし、長時間プレイした後に144fpsに戻ると「少しだけカクついて見えるかも?」と感じるレベル。プロや上級者は、わずかな入力遅延の短縮(数ミリ秒)や残像感の低減によって、フリックショットや近距離戦での反応速度が向上すると考えています。まさに競技シーンの領域。
【実践】Apex Legendsで勝つための目標fps別PCパーツ構成
ここからは、「144fps」を実現するための具体的なPCパーツ構成を見ていきましょう。
加えて、「240fpsを目指したい!」という方に向けて、240fps出せるパーツ構成もご紹介しますね。
Apex Legendsで144fpsを安定して出せる構成スペック例
- GPU (グラボ): GeForce RTX 5060
- CPU: Intel Core i5-14400F
- メモリ: 16GB
- ストレージ: 1TB SSD
▼ スペック解説
- GPU: 「RTX 5060」は、Apexのような人気ゲームをフルHD・144fpsでプレイするのに最適な性能を持つ、最新世代のGPUです。
- CPU: 「Core i5-14400F」は、RTX 5060の性能を最大限に引き出せる、コストパフォーマンスに優れるCPUです。
- メモリ・16GBのメモリは、Discordなどで通話してもカクつかないための標準容量。
- ストレージ: 1TBのSSDは、Apex Legends本体(約70GB)だけでなく、他のゲームや録画動画も十分に保存できる安心の容量です。
Apex Legendsで安定240fpsを目指せる構成スペック例
- GPU (グラボ): GeForce RTX 5070
- CPU: Intel Core i7-14700F
- メモリ: 32GB
- ストレージ: 1TB SSD
▼ スペック解説
- GPU・CPU: グラボを「RTX 5070」に、CPUを「Core i7」にアップグレードすることで、どんな激しい戦闘シーンでも240fpsを維持できます。
- メモリ: ゲーム配信や動画録画なども快適に行えるよう、メモリも32GBに増強するのが一般的です。
厳選!Apex LegendsにおすすめのゲーミングPC6選
【144fps】初心者おすすめモデル3選
➀マウスコンピューター NEXTGEAR JG-A5G60


CPU:Ryzen 5 4500
グラボ:NVIDIA GeForce RTX 5060
メモリ:16GB (8GBx2)
ストレージ:1TB (NVMe)
価格:129,800円
おすすめ理由
13万円を切る価格でPCゲームデビューできる、価格最優先のエントリーモデルです。最新グラボRTX 5060を搭載し、Apex Legendsを60fps以上で快適にプレイ可能。このモデルはCPU性能が控えめなため、常時144fpsを維持するのは難しいですが、とにかく安くApexがしたいという方には最適でしょう。保障も3年ついている点も嬉しいポイントですね。
こんな人におすすめ
- とにかく予算13万円以内で始めたい方
- まずは60fps以上で快適に遊べればOKという方
こんな人には向かないかも
- 常に144fps以上で安定したプレイをしたい向上心の高い方
- Apex以外の最新ゲームも、高画質で快適に遊びたい方
👉 詳しくはマウスコンピューター公式サイトの販売ページをご覧ください
② ドスパラ GALLERIA RM7C-R-56-C


- CPU:Core Ultra 7 265F
- グラボ:GeForce RTX 5060 12GB
- メモリ:16GB DDR5
- ストレージ:1TB Gen4 SSD
- 価格:189,980円
おすすめ理由
「安定してfps144を出したい」というあなたにピッタリな、バランス型のモデルです。最新のCore Ultra CPUを搭載しているため、ゲーム性能だけでなく、普段使いの快適さもワンランク上がります。もちろん、Apex Legendsは安定して144fpsを維持できます。少し予算は上がりますが、数年先まで安心して使える性能で満足感が得られる、後悔のない一台です。
こんな人におすすめ
- 安定して144fpsを出せるPCが欲しい方
こんな人には向かないかも
- とにかく価格を抑えたい方
③ パソコン工房 LEVEL-M1A6-R77-RK4X(1161630)


- CPU:Ryzen 7 7700
- グラボ:GeForce RTX 5060 8GB
- メモリ:16GB DDR5
- ストレージ:500GB SSD
- 価格:164,800円
おすすめ理由
このモデルは、ワンランク上の高性能CPU「Ryzen 7 7700」を搭載したPCです。Apexをプレイしながら、裏で音楽を聴いたり攻略サイトを見たりといった「ながらプレイ」も非常に快適。ただし、グラボやCPUや問題ないものの、ストレージが500GBと少し少ないので、Apex以外にもたくさんゲームをしたい方は、購入時に1TBへの増設を検討しましょう。
こんな人におすすめ
- セール価格で、できるだけコスパの良いPCを手に入れたい方
- ゲームをしながら、他の作業も快適に行いたい方
こんな人には向かないかも
- PCの容量を気にせず、たくさんのゲームをインストールしたい方(1TBへ増量がおすすめ)
【240fps】高性能おすすめモデル3選
➀ドスパラ Lightning-G AF7W Ryzen7 7700搭載


- CPU:Ryzen 7 7700
- グラボ:GeForce RTX 5070 12GB
- メモリ:16GB DDR5
- ストレージ:500GB Gen4 SSD
- 価格:184,980円
おすすめ理由
「とにかく価格を抑えて240fpsの世界を体験したい!」というあなたのための、20万円を切るコストパフォーマンスを誇る一台です。最新世代の高性能CPU「Ryzen 7 7700」とグラボ「RTX 5070」を搭載し、Apex Legendsを240fpsでプレイするための基本性能は十分に備えています。メモリやストレージは必要最低限の構成ですが、その分価格が抑えられており、「まずはベースとなるPCを手に入れて、後から自分好みに増設していく」という賢い買い方ができる入門機です。
こんな人におすすめ
- 20万円以下の予算で、240fps環境を手に入れたい方
- 将来的にメモリやストレージの増設を自分で考えている方
こんな人には向かないかも
- 購入後すぐに、たくさんのゲームをインストールしたり、配信・録画もしたい方
②ドスパラ GALLERIA XA7R-R57


- CPU:Ryzen 7 7800X3D
- グラボ:GeForce RTX 5070 12GB
- メモリ:32GB DDR5
- ストレージ:1TB Gen4 SSD
- 価格:284,980円
おすすめ理由
「とにかくゲームで勝ちたい!最高のフレームレートを出したい!」と願うあなたにおすすめのゲーム性能特化の“本命”モデルです。数あるCPUの中でも特にゲームに強いと評判の「Ryzen 7 7800X3D」を搭載。32GBの大容量メモリ、1TBの高速SSDも備え、まさにApex Legendsを最高の環境でプレイするために生まれた一台と言っても過言ではありません。このスペックでこの価格は、驚異的なコストパフォーマンスです。
こんな人におすすめ
- 何よりもゲーム内のパフォーマンスを最優先したい、生粋のゲーマーの方
- マスターやプレデターランクを本気で目指している方
こんな人には向かないかも
- ゲーム性能よりも、動画編集など幅広い用途での快適さを求める方
③ドスパラ GALLERIA XA7C-R57


- CPU:Core i7-14700F
- グラボ:GeForce RTX 5070 12GB
- メモリ:32GB DDR5
- ストレージ:1TB Gen4 SSD
- 価格:279,980円
おすすめ理由
ゲームはもちろん、動画編集やイラスト作成、普段使いまで、あらゆる作業を高いレベルで快適にこなす万能型のモデルです。実績と信頼のある高性能CPU「Core i7-14700F」は、Apex Legendsで240fpsを安定させるパワーはもちろん、複数のソフトを同時に使うクリエイティブな作業でも真価を発揮します。「Apexで勝ちたい。でも、PCでやりたいことはゲームだけじゃない」そんなあなたにピッタリです。
こんな人におすすめ
- ゲームも、配信も、動画編集も楽しみたい、オールマイティな一台が欲しい方
- 長く安心して使える、バランスの取れた高性能PCを求めている方
こんな人には向かないかも
- PCの用途がゲームのみで、少しでも価格を抑えたい方
PC購入前に知っておきたいQ&A
PC選びやApexのプレイで多くの人が疑問に思うポイントを、Q&A形式でまとめました。
- 新しいPCを買わずに、今のPCの設定で少しでも軽くする方法はありますか?
-
はい、ゲーム内のグラフィック設定を見直すことで、パフォーマンスを改善できる可能性があります。特に効果が大きいのは「アンビエントオクルージョン品質」「スポットシャドウディテール」「エフェクトディテール」などです。これらを「低」または「無効」に設定してみてください。
ただし、これはあくまで応急処置です。根本的に性能が足りていない場合、設定を下げても快適にならないことが多い点には注意してください。
- ノートPCでもApexはプレイできますか?
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はい、「ゲーミングノートPC」であればプレイ可能です。持ち運べる手軽さが魅力ですが、一般的に、同じ性能のデスクトップPCよりも価格が高く、冷却性能も劣る傾向にあります。置く場所に困らないのであれば、デスクトップPCを選ぶ方がコストパフォーマンスは高いですよ。
- メモリは16GBで十分?32GB必要?
-
ほとんどの人は16GBで十分です。Apex Legendsをプレイするだけなら、まず困ることはありません。
ただし、「Apexをプレイしながら、高画質でゲーム配信をしたい」「プレイ動画を録画して、編集もしたい」といった目標があるなら、32GBあると安心です。
- PC本体以外に、絶対に揃えるべきものはありますか?
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はい、絶対に「144Hz以上のゲーミングモニター」を用意してください。
せっかく144fpsを出せるPCを買っても、一般的なモニター(60Hz)のままでは、宝の持ち腐れです。画面には60fpsまでしか表示されません。PCの性能を100%引き出し、ヌルヌルの世界を体験するために、モニターへの投資は絶対に忘れないでください。
- 240fpsを超える360fpsとかって、意味ありますか?
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ほとんどのプレイヤーにとっては、体感できるほどの差はありません。60fps→144fpsの変化は誰でも分かりますが、240fps→360fpsの変化は、ごく一部のトッププロでもなければ認識困難です。その環境を整えるには何十万円もの追加投資が必要になるため、「ロマン」の世界と言えるでしょう。
- もう少し安いグラボ「RTX 5050」ではダメですか?
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結論から言うと、「安定して144fpsで勝ちたい」なら、RTX 5060をおすすめします。
RTX 5050でも平均的には140fps近く出ますが、終盤の激しい戦闘シーンでは100fps近くまで落ち込むことがあります。わずか1万円ほどの差で、どんな状況でも144fpsを維持できる「安心感」が手に入るRTX 5060の方が、長い目で見ると圧倒的に満足度が高い選択ですよ。
【まとめ】
2025年にApexで勝つなら、選ぶべきは最低でも「144fpsを安定して出せるゲーミングPC」です。
60fpsではカクつきや画面酔いを感じやすく、ライバルに差をつけられてしまうのが現実。
快適なプレイで勝利を目指すなら、144fps以上を目指しましょう。
PCスペックを悩み続ける時間は、正直もったいないです。人気モデルは、在庫がなくなってしまうこともあります。
この記事では、「これなら間違いない」と確信できるモデルを厳選しました。気になるモデルがあればぜひ公式サイトでチェックしてみてくださいね。