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【2025年版】ゲーミングPCおすすめランキングTOP5!失敗しない選び方も徹底解説

ゲーミングPCおすすめランキングTOP5!失敗しない選び方も徹底解説

ゲーミングPCを買いたいけれど、
何のパソコンを選べばいいか分からない

そんな悩みを抱えていませんか?

ゲーミングPCは種類が多く、専門用語もあって、一人で選ぶのはとても大変ですよね。

  • 「初めてゲーミングPCを買おうと思っているけど何を選べばいいか分からない」と悩む方。
  • 「PS5やSwitchも良いけど、そろそろ”PCでゲーム”をしてみたい」と考えるゲーム機からの移行を検討している方。
  • 「使っているPCが古くなってきた…」と感じている、買い替えを考えている方。
  • 「お子様にプレゼントしたいけど、何が安全で、価格は妥当なの?」と不安な保護者の方….等。

この記事は、そんな様々な悩みを持つ方に向けて書きました。

この記事を読めば、

  • ゲーミングPCの基礎知識と、失敗しない選び方のポイント
  • 予算や目的に合わせた、本当におすすめできるPC
  • ゲーミングPCをどこで買うべきか

などが、一つひとつ、しっかりと理解できます。

読み終える頃には、ゲーミングPCのことがしっかり理解でき、自信を持って「自分だけの一台」を選べるようになっているはずです。

目次

【はじめに】ゲーミングPC購入前に知っておきたい3つのこと

本格的なPC選びに入る前に、知っておくと後で迷わなくなる「3つの大前提」があります。

まずはここから、ゆっくり見ていきましょう。

初歩的な内容なので、すでにご存知の方は、読み飛ばしてもらっても大丈夫です。

ゲーミングPCと普通のPCの決定的な違いとは?

ゲーミングPCと普通のパソコンの一番の違いは、ゲームの映像を専門に処理する、非常に高性能なパーツが入っているかどうかです。

このパーツのことを「グラフィックボード(グラボ)」と言います。

ゲーミングPCにはこの「グラボ」が搭載されていることで、普通のパソコンでは難しい、以下のようなことが可能になります。

  • 映像が、実写のように綺麗になる
    • ゲームの中の景色やキャラクターが、驚くほどリアルに、美しく表示されます。
  • 動きが、とても滑らかになる
    • 動きの速いシーンでも、キャラクターがカクカクとコマ送りのようにならず、スムーズに動きます。

普通のパソコンにも映像を処理するパーツはありますが、インターネットを見たり、ワードで文章を作成したりする程度のものでしかありません。

そのため、最近の綺麗な3Dゲームを動かそうとすると、画面がカクカクしてしまったり、最悪の場合、ゲームを起動することすらできないのです。

つまり、ゲーミングPCとは「綺麗なゲームを、滑らかに動かすための”専用部品”を搭載した、特別なパソコン」です。

BTOメーカーとは?家電量販店で買うより良い理由

ゲーミングPCは、家電量販店でも見かけますが、多くのゲーマーは「BTOメーカー」という場所で購入します。

BTOとは「Build to Order」の略で、「注文を受けてから組み立ててくれるパソコンメーカー」のこと。ドスパラ、マウスコンピューター、パソコン工房といったメーカーが有名です。

BTOメーカーで買うことには、主に2つの大きなメリットがあります。

  1. コスパが良い:
    家電量販店のPCと比べて、同じ性能でも価格が安いことが多いです。理由は宣伝費や大量の在庫を抱えるコストなどが価格に上乗せされにくいためで、性能に対して適正な価格で購入できます。
  2. カスタマイズできる:
    「もう少しメモリを増やしたい」「SSDの容量を大きくしたい」といった要望に合わせて、購入時にパーツを自由に変更できます。自分だけの理想の一台を作れるのが魅力です。

ちなみに、本当にPCに詳しい人やマニアックな人は、自分でパーツを一つひとつ選んで組み立てる「自作」という道を選ぶこともあります。これは、完全に自分好みのPCを作れる究極の選択肢ですが、パーツ同士の相性問題や組み立ての技術など、高度な専門知識が必要になります。

そのため、BTOは「メーカー品の安心感」と「自作のような自由度」の、ちょうど良いところを兼ね備えた、初心者にとって最適な選択肢というわけですね。

デスクトップとノートPC、初心者はどっちを選ぶべき?

ゲーミングPCには、大きな箱型の「デスクトップPC」と、持ち運べる「ノートPC」があります。どちらを選ぶべきか、それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。

スクロールできます
タイプメリットデメリットこんな人におすすめ
デスクトップ・同じ価格ならノートより高性能
・熱がこもりにくく、安定して動く
・後からパーツ交換がしやすい
・置く場所が必要
・モニターやキーボードが別途必要
置く場所があって、とことんゲームをやり込みたい人
ノート・持ち運べる、省スペース
・届いてすぐに使える
・一台で完結する
・同じ性能ならデスクトップより割高
・熱がこもりやすい
・パーツ交換が難しい
色々な場所で遊びたい人、部屋をスッキリさせたい人

もし設置場所に困らないのであれば、性能と価格のバランスで勝るデスクトップPCを選ぶのが、失敗の少ない選択です。

【重要】失敗しないゲーミングPCの選び方 5つのポイント

「専門用語が多くて、何を見ればいいか分からない…」

そんな方に向けて、初心者がPCを選ぶときに「ここだけ見ておけば大丈夫!」という5つのポイントを、理由と共に解説します。

ポイント①:予算を決める(価格帯ごとの性能を知ろう)

まず大切なのは、大まかな予算を決めることです。ゲーミングPCは価格によって、できることが変わってきます。

  • 15万円前後(エントリーモデル):
    • 多くの人気ゲームを、標準的な画質で遊べる価格帯。初めての一台におすすめです。
  • 20万円前後(ミドルスペックモデル):
    • 性能と価格のバランスが最も良い、一番人気の価格帯。ほとんどのゲームを快適にプレイでき、画質設定にも少し余裕が持てます。
  • 30万円以上(ハイスペックモデル):
    • どんな最新ゲームも高画質で遊べる性能。ゲーム配信や動画編集など、ゲーム以外の重い作業も視野に入ってきます。

結論として、迷ったら20万円前後のモデルを基準に考えると、ほとんどの人が満足できる買い物になります。

ポイント②:最重要パーツ「グラボ(GPU)」の役割を理解すること

ゲーミングPCの性能を最も左右するのが、この「グラフィックボード(グラボ)」です。なぜ重要なのか、そしてどのクラスのグラボを選べば良いのかを改めて解説します。

なぜグラボが一番重要なのか?

グラボは、ゲームの「美しさ」や「動きの滑らかさ(フレームレート)」を専門に担当するパーツです。

CPU(パソコンの脳)など他のパーツがどれだけ高性能でも、グラボの性能が低いと、美しい映像のゲームはカクカクしてしまいます。

初心者におすすめのグラボの基準は?

現在主流のグラボは、NVIDIA社の「GeForce RTX」シリーズです。「RTX 4060」「RTX 4070」のように数字が並んでいますが、「後ろの数字が大きいほど高性能」とだけ覚えておけば大丈夫です。

初心者の方には、まず「RTX 4060」を基準に考えることをおすすめします。なぜなら、人気のApex LegendsやVALORANT、原神といったゲームのほとんどを、フルHD(一般的なモニターの解像度)で非常に快適にプレイできる性能を持っているからです。

これを選んでおけば、「買ったけど遊びたいゲームが動かない」という事態になることは、まずありません。

ポイント③:「CPU」はグラボの性能を引き出す司令塔

PC全体の「頭脳」であるCPUも、グラボの性能を活かすために重要です。その役割と選び方の基準を見ていきましょう。

CPUの役割とグラボとの関係性

CPUは、PC全体のあらゆる計算処理を担当し、グラボが最高の仕事ができるように指示を出す、司令塔のような役割を担っています。

もしCPUの性能が低すぎると、グラボに十分な指示を送れず、結果としてグラボが本来の力を発揮できなくなってしまいます。

これを「ボトルネック(足かせ)」と言い、高性能なグラボを積んでもPC全体の性能が頭打ちになる原因になります。

初心者におすすめのCPUの基準は?

CPUの主要なメーカーは、Intel(インテル)社の「Core iシリーズ」と、AMD(エーエムディー)社の「Ryzenシリーズ」です。

グラボの性能をしっかり引き出すためには、「Core i5 / Ryzen 5」以上のモデルを選んでおくのがおすすめです。これより下のグレード(Core i3など)だと、先ほど説明したボトルネックが起きる可能性があるため、特別な理由がない限りは避けた方が無難です。

ポイント④:メモリとストレージは「16GB」と「1TB SSD」が基準

ゲームを快適に遊ぶためには、作業スペースであるメモリと、保存場所であるストレージの容量も大切です。

それぞれの基準と、なぜその容量がおすすめなのかを解説します。

メモリは「作業台の広さ」。16GBが標準

メモリの役割は、PCが作業をするための「机の広さ」だと考えてください。PCは、ゲームやアプリといったデータを、一度この机の上に広げてから処理を行います。

机が狭い(メモリが少ない)と、ゲームをしながら攻略サイトを見ようとしたときに、一度ゲームのデータを片付けてからサイトのデータを広げる、といった手間が発生します。これが、PCの動作がカクつく原因になるのです。

  • 8GB以下: 最近のゲームでは容量不足になりがちで、ゲームがカクついたり、強制終了したりする原因になります。今から買うPCでは避けたい選択肢です。
  • 16GB: 現在の標準であり、基準となる容量です。 ゲームをしながら他の作業をしても、ほとんどの場面で快適に動作します。迷ったら、まずこれを選んでおけば間違いありません。
  • 32GB以上: 動画編集やゲーム配信など、ゲームと同時に非常に重い作業をする人向けの容量です。ゲームを遊ぶだけなら、過剰性能になることが多いです。

ストレージは「本棚の大きさ」。1TBあると安心

ストレージは、ゲームデータを保管しておく「本棚」の役割を果たします。現在は、本の出し入れが非常に速い「SSD」という種類が主流です。

最近のゲームは1本で100GBを超えることも多く、500GBの本棚だと、大型ゲームを4~5本入れただけですぐにいっぱいになってしまいます。

新しいゲームのために、今あるゲームをいちいち消すのは少し寂しいですよね。その点、「1TB」という大きな本棚があれば、容量を気にせずお気に入りのゲームをたくさん並べておけるので、安心してゲームライフを楽しめます。

ポイント⑤:遊びたいゲームの「推奨スペック」を確認する

もしあなたが「このゲームが遊びたい!」と決めているなら、そのゲームの公式サイトを見てみましょう。

そこには、ゲーム会社が「このくらいの性能があれば快適に遊べますよ」と示してくれている「推奨スペック」が書かれています。

この記事で解説した「グラボはRTX 4060」「CPUはCore i5」といった基準と、遊びたいゲームの推奨スペックを見比べることが、失敗しないための最も確実な方法の一つです。

【メーカー選びの基準】どこで買うかを決める5つの注目ポイント

「どのPCを買うか」と同じくらい重要なのが、「どこで買うか」です。

どのメーカーでゲーミングPCを買うかを選ぶために、注目すべき5つのポイントがあります。自分にとって、どれが一番重要かを考えながら見ていきましょう。

ポイント①:納期

注文してから、あなたの手元にPCが届くまでの期間。

メーカーによっては、注文した翌日に届くところもあれば、1週間以上かかるところもあります

「欲しい!」と思ったらすぐに遊びたい方にとっては、この「納期」は非常に重要なポイントですね。

ポイント②:価格

同じような性能のPCでも、メーカーによって価格設定は異なります。

また、メーカーによっては不定期にセールを行うこともあるため、タイミングが合えば、さらにお得にPCを手に入れられるかもしれません。

ポイント③:サポート

購入後にPCのことで困ったときに、どれだけ手厚い対応をしてくれるか、という点です。

特にPCに詳しくない方にとっては、深夜や休日でも電話で相談できるか、といったサポート体制の違いが、購入後の安心感に直結するでしょう。

ポイント④:保証

PCが自然に故障してしまった場合に、無償で修理してくれるのが保証です。

多くのメーカーは「1年保証」を基本としていますが、中には標準で「3年保証」が付いてくるメーカーもあります。

ポイント⑤:カスタマイズ性

購入時に、メモリやストレージなどのパーツを、どれくらい自由に変更できるかという点です。

メーカーによっては、PCケースのデザインなど、より細かい部分まで変更できる場合があります。

「自分だけの、こだわりの一台を作りたい」という方にとっては、このカスタマイズ性の高さがメーカー選びの決め手になるでしょう。

ゲーミングPCはどこで買う?おすすめBTOメーカー6社の比較

BTOメーカーはたくさんありますが、それぞれに強みや特徴があります。

この章では、主要なBTOメーカー6社の特徴を比較していきます。

納期、価格、サポート体制など、あなたが何を重視するかを考えながら、自分に合ったメーカーを見つける参考にしてくださいね。

【ドスパラ】速さと総合力で選ぶなら

業界最大手の一つであるドスパラは、全体的なバランスが良く、特に「すぐにPCが欲しい」というニーズに強いメーカーです。

ドスパラの強み

ドスパラの最大の強みは、なんといっても納期の速さです。多くのモデルで「最短翌日出荷」に対応しており、「欲しい!」と思ったらすぐに手に入るスピード感は他社を圧倒しています。

また、全国に店舗があるため、実際にPCを見てから決めたい、困ったときに持ち込んで相談したい、という方にも安心です。

ドスパラの注意点

一方で、価格の変動がやや大きい点は注意が必要です。セールのタイミングを逃すと、他のメーカーより割高になってしまうこともあります。

とはいえ、PCの品質やサポート体制を含めた総合力では、初心者にとって最もバランスの取れた選択肢の一つです。

中古パソコン直販【予算を抑えたい方向け】

「とにかく安くゲーミングPCを手に入れたい。中古でも問題ない」そんな方に有力な選択肢となるのが、中古PCの専門店である「中古パソコン直販」です。

中古パソコン直販の強み

中古パソコン直販の強みは、なんといっても価格の安さです。新品のBTOメーカーと比較して、同程度の性能のPCを数万円以上安く購入できる可能性があります。

また、中古品で心配されがちな品質面でも、「購入後180日間の無償交換保証」が付いているのが大きな強み。万が一の初期不良や故障にも対応してくれるため、安心して購入できます。

Microsoft社の正規OSをインストールしている点も、信頼できるポイントです。

中古パソコン直販の注意点

中古品であるため、PCケースなどに多少の傷がある場合があります。また、最新世代のパーツを搭載したモデルは少ない傾向にあります。

とはいえ、「少し前の世代のパーツでも、十分な性能のPCをとにかく安く手に入れたい」と考える方にとっては、非常に賢い選択肢となるでしょう。

【MDL.make】新品でトップクラスの安さ

2023年に登場し、SNSを中心に急速に知名度を上げているのがMDL.makeです。最大の武器は、その圧倒的な価格の安さです。

MDL.makeの強み

MDL.makeは、実店舗を最小限に抑え、SNSを駆使することで、業界トップクラスの安さを実現しています。

他社と同じような性能のPCが、数万円安く買えることも珍しくありません。また、LINEで気軽に購入相談ができるなど、現代的なサポート体制も魅力です。

MDL.makeの注意点

新興メーカーであるため、大手と比べるとまだ実績やレビューの数は多くありません。また、納期は即納モデル以外だと少し時間がかかる場合があります。

情報収集が得意で、新品のゲーミングPCを安く購入したい方におすすめの選択肢です。

マイニングベース【職人品質のこだわりPCが欲しいなら】

「Astromeda」というゲーミングPCブランドを展開するマイニングベースは、品質への強いこだわりと、充実したサポート体制が魅力のメーカーです。

マイニングベースの強み

一つひとつのパーツを丁寧に検証・選定し、専門のスタッフが手作業で組み立てるなど、PCの品質を非常に重視しているメーカーです。出荷前の負荷テストも全台で実施しており、安心して使えるPCが手に入ります。

また、購入後のサポートが手厚いのも特徴で、保証期間が過ぎても電話やメールでの相談に永久対応してくれます。修理や増設時の工賃が無償(パーツ代は別途)というのも、長く使っていく上で心強いポイントです。

さらにアイドルマスターなどのコラボゲーミングPCもあります。もしかしたらあなたの好きなタイトルとコラボしているかもしれませんよ。

気になる方はぜひ公式サイトをチェックしてみてくださいね。

マイニングベースの注意点

品質やサポートにコストをかけている分、価格面では最安値というわけではありません。また、即日発送に対応しているモデルは一部に限られます。

「価格も大事だけど、それ以上にPCの品質や購入後の安心感を重視したい」という方に向いているメーカーです。


【マウスコンピューター】

「PCに詳しくないから、買った後がとにかく不安…」という方に、最もおすすめしたいのがマウスコンピューターです。その理由は、他社にはない手厚いサポート体制にあります。

マウスコンピューターの強み

マウスコンピューターのPCには、標準で3年間の長期保証が付いています。さらに、24時間365日対応の電話サポートまであります

深夜や休日にトラブルが起きても、いつでも専門家に相談できるという安心感は、何物にも代えがたい大きなメリットです。

マウスコンピューターの注意点

手厚いサポート体制が価格に反映されているため、同じような性能のPCを他のメーカーと比べると、少し割高に感じることがあります。

また、注文を受けてから一台ずつ丁寧に組み立てるため、ドスパラの即納モデルのように「注文した翌日に届く」といったスピーディーな対応はあまり期待できません。

とはいえ、数万円の価格差で「3年間の安心」が手に入ると考えれば、特にPCに詳しくない方にとっては、おすすめの選択肢ではないでしょうか。

【パソコン工房】

パソコン工房は老舗のiiyamaブランドPC「LEVEL∞(レベルインフィニティ)」が手掛けてるBTOメーカーです。安定した品質と、特定のファンに向けた豊富なラインナップが魅力です。

パソコン工房の強み

パソコン工房の大きな特徴は、有名なプロゲーマーやストリーマーとのコラボモデルが非常に多いことです。「憧れのあの人と同じPCが欲しい」という、その方のファンにとってはたまらないモデルを入手できるでしょう。

もちろん、PC自体の品質も高く、長年の実績に裏打ちされた安定感があります。

パソコン工房の注意点

品揃えが豊富な反面、サイト上に似たようなスペックのモデルがたくさん並んでいるため、初心者の方には少し違いが分かりにくく、迷ってしまうことがあるかもしれません。

お目当てのコラボモデルがある方や、じっくり比較検討するのが好きな方に向いているメーカーです。

【2025年版】おすすめゲーミングPC総合ランキングTOP5

ここからは、いよいよ本題です。

これまでの「選び方のポイント」と「メーカーごとの特徴」を踏まえ、数あるゲーミングPCの中から、特におすすめできるモデルをランキング形式で紹介します。

今回のランキングは、単純な性能の高さだけでなく、

  • 価格とのバランスは良いか
  • 初心者が安心して使えるか
  • そのPCならではの魅力があるか

といった点を総合的に判断し、様々なタイプの5台を厳選しました。

あなたの予算や遊びたいゲーム、PCに求めることを考えながら見ていくと、きっと「これだ!」と思える一台が見つかるはずです。

ドスパラ:GALLERIA RM7C-R46

ドスパラが販売する、ゲーミングPCの定番モデルです。CPUに「Core i7-14700F」、グラフィックボードに「GeForce RTX 4060」を搭載した、非常にバランスの取れたパーツ構成が特徴です。

このPCは、人気の「Apex Legends」をフルHDの最高設定でプレイした場合、平均190FPSという高い数値を記録します。参考までに、私たちが普段YouTubeなどで見る動画は多くが30~60fpsなので、その3倍以上滑らかな映像で遊べる、ということになります。

初期構成は500GBの高速なGen4 SSDと、メモリも最新規格のDDR5を16GB搭載。動画編集や配信などのクリエイティブ用途にも対応できます。価格は174,980円と、性能とコストのバランスが取れた一台です。カスタマイズでメモリやストレージの増設も可能なので、用途に合わせて拡張できます。

また、最短で翌日出荷に対応しているのもドスパラならでは嬉しいポイント。初めてのゲーミングPCとして幅広いユーザーにおすすめできる王道のモデルです。

こんな人におすすめ
  • 人気ゲームを快適に楽しみたい人
  • バランス重視の定番モデルを選びたい人
  • 大手メーカーの安心感を重視する人
項目初期構成
CPUCore i7-14700F
グラボGeForce RTX 4060 8GB
メモリ16GB DDR5
ストレージ500GB Gen4 SSD
価格174,980円

MDL.make:Core i5 14400F × RTX 4060

MDL.makeが販売するこのモデルは、コストパフォーマンスを最優先に考えられた一台です。CPUに「Core i5-14400F」、グラフィックボードに「GeForce RTX 4060」を搭載しています。

このPCの大きな特徴は、その価格設定です。セール時には12万円台で手に入ることもあり、同じグラボを搭載した他のメーカーのPCと比べても、数万円安くなることが珍しくありません。

なぜこれほど安いのかというと、MDL.makeはドスパラのような全国展開の店舗を持たず、テレビCMなどの大規模な広告も行っていないからです。その分、会社の運営にかかる費用を大きく抑え、PCの価格に還元しています。

もちろん、ゲーム性能も確かです。「Apex Legends」などの人気ゲームは、上位モデルとほぼ変わらない性能で快適に遊べます。デザイン面も魅力で、ガラスパネルを使ったPCケースは、ブラックやホワイト、光るLED仕様などから選択可能です。

こんな人におすすめ
  • とにかく安く、性能の良い新品PCを手に入れたい人
  • コストパフォーマンスを最も重視する人
  • 大手メーカーのブランドにこだわらない人
項目初期構成
CPUCore i5-14400F
グラボGeForce RTX 4060 8GB
メモリ16GB
ストレージ500GB NVMe SSD
価格(目安)150,800円(セール時 128,800円)

ASTROMEDA:【GAMER】Ryzen7 5700X/GeForce RTX 5060 8GB

マイニングベースのゲーミングPCブランド「Astromeda」のモデルです。CPUに「Ryzen 7 5700X」、グラフィックボードに2025年5月20日に発売された最新世代の「GeForce RTX 5060」を搭載しています。(※希望小売価格はグラボ単体で55,800円)

このPCの最大の特徴は、PCを徹底的に冷やすことにこだわっている点です。まず、CPUを冷やすための「360mm簡易水冷クーラー」が標準で付いています。さらに、PC内部の熱を逃がすためのファンが、一般的なPCの倍以上となる合計10個も搭載されています。

見た目の良さも大きな特徴で、本体カラーはブラック、ホワイト、ピンクの3色から選択可能。さらに、電源ケーブルの色までカスタマイズできます。「見せるPC」として、デスク上のインテリアのように楽しみたい方にもぴったりです。

こんな人におすすめ
  • デザイン性と所有感にこだわりたい人
  • 冷却性能を重視する人
  • 最新世代GPU搭載機を求める人
項目初期構成
CPURyzen 7 5700X
グラフィックボードGeForce RTX 5060 8GB
メモリ16GB DDR4
ストレージ500GB NVMe SSD
価格175,800円

マイニングベース:Astromeda GAMER (Ryzen 7 7800X3D / RTX 5070)

マイニングベースから、もう一台。こちらは、より高いレベルでゲームを楽しみたい、こだわり派向けの高性能モデルです。

CPUには、ゲーミング性能で特に評価の高い「Ryzen 7 7800X3D」を、グラフィックボードには強力な「GeForce RTX 5070」を搭載。メモリも標準で32GBと、あらゆる面で余裕のある構成になっています。

このPCがすごいのは、ほとんど全てのゲームを、非常に高い画質設定で快適に遊べる点です。「Apex Legends」のような対戦ゲームはもちろん、「サイバーパンク2077」のような、特に動作が重く映像が美しいことで有名なゲームも、WQHD(フルHDより約1.8倍高精細)という解像度で、滑らかに動かすことができます。

また、メモリに余裕があるため、ゲームをしながらの配信や、動画編集といった重い作業もスムーズにこなせます。今後、より高性能なスペックを要求するゲームが登場しても、数年間は安心して使い続けられる力を持っています。

価格は287,840円と高価ですが、WQHD~4Kゲーミングや配信・クリエイティブ作業も妥協したくない方、今後数年と安心して使えるPCを探している方に最適な一台です。

こんな人におすすめ
  • 最新・重量級ゲームをWQHD~4K高設定で快適に遊びたい人
  • ゲーム配信や動画編集なども本格的に行いたい人
  • 長期間ハイエンド環境を維持したい人
項目初期構成
CPURyzen 7 7800X3D
グラフィックボードGeForce RTX 5070 12GB
メモリDDR5-5200MHz以上 32GB
ストレージ500GB NVMe Gen4 SSD
価格287,840円

中古パソコン直販:GALLERIA XT (中古モデル)

最後に紹介するのは、視点を変えた「中古」という選択肢です。「中古パソコン直販」が販売する、ドスパラの人気モデル「GALLERIA XT」の中古品になります。

このPCの最大の魅力は、7万円以下という圧倒的な価格です。CPUは「Core i7-8700」、グラボは「GTX 1060」と、最新のパーツではありませんが、「フォートナイト」や「VALORANT」などの人気対戦ゲームを遊ぶには十分な性能です。

「中古は壊れやすいのでは?」と不安に思う方もいるかもしれませんが、このショップのPCには180日間の無償交換保証が付いています。購入後半年以内の自然故障はしっかり対応してくれるので、安心して購入できます。また、ストレージには、新品のSSDが使われているため、PCの起動速度は快適です。

ただし、中古品のため、在庫は常に1台限りです。もしこのPCが売り切れていても、ショップ内には同じような価格・性能のPCが多数用意されているので、ぜひチェックしてみてください。

初期費用をとにかく抑えてPCゲームを始めたい方に、おすすめの選択肢です。

こんな人におすすめ
  • とにかく初期費用を抑えたい、初めてのPCゲーマー
  • 中古でも、しっかりとした保証を求めたい人
  • フォートナイトやVALORANTなど、比較的軽めのゲームが中心の人
項目初期構成
CPUCore i7-8700
グラフィックボードGeForce GTX 1060 6GB
メモリ16GB
ストレージ256GB 新品NVMe SSD
価格66,200円

中古パソコン直販の公式サイトはこちら

古いPCやゲーム機は、買い替え時の購入資金へ

もし古くなったゲームやゲーミングPCの買い替えを考えている場合、買取サービスを利用するのがおすすめです。

専門の買取サービスを利用すれば、思わぬ高値で売れることも珍しくありません。

ここでは、特徴の違う3つのおすすめ買取サービスを紹介します。

【高く売れるドットコム】PCもゲーム機も、まとめて手軽に売りたい方におすすめ

高く売れるドットコムは、PC本体からゲーム機、モニターまで、幅広い品物をまとめて買い取ってくれるのが大きな特徴です。

出張・宅配・店頭と3つの買取方法に対応しており、送料や査定料、キャンセルした場合の返送料まで無料。面倒な手間やリスクなしで、とにかく手軽に、まとめて売りたいと考えている方におすすめです。

【ゲーム買取ブラザーズ】ゲーム機・ソフトをたくさん持っている方におすすめ

ゲーム買取ブラザーズは、その名の通りゲーム関連の買取に特化したサービスです。

特に、ゲームソフトの「まとめ売りキャンペーン」に強く、たくさんのソフトを一度に売りたい場合に、高価買取が期待できます。ゲーミングPC購入後に遊ばなくなるPS5やSwitchと、そのソフトがたくさんある、という方に最適な選択肢です。

【プライスペース】グラボなど、パーツ単位で売りたい方におすすめ

プライスペースは、PC本体だけでなく、グラフィックボードやCPUといった、パーツ単位での買取に強いのが特徴です。

「PC全体を買い替えるのではなく、グラボだけを新しくしたい」といった、自作ユーザーや、自分でパーツ交換をする方におすすめです。動かなくなったPCでも、価値のあるパーツだけを抜き取って査定してもらえます。

ゲーミングPCの購入に関するよくある質問

最後に、ゲーミングPCの購入を検討している方が、よく疑問に思う点にお答えします。

PC本体以外に、最低限そろえるべきものは?

デスクトップPCの場合、PC本体だけではゲームはできません。最低限、「モニター」「キーボード」「マウス」の3つが必要です。

これらは、PC購入時にBTOメーカーでセット購入することもできますし、自分で好きなものを選ぶこともできます。

BTOのパーツのカスタマイズってした方がいい?

基本的には、メーカーが推奨している標準構成のままで問題ありません。専門家がバランスを考えて組んでいるので、初心者が下手にいじるよりも安心です。

もし予算に余裕があるなら、「メモリを16GBから32GBにする」「SSDを1TBから2TBにする」といった、後からでは交換が少し面倒なパーツのアップグレードを、購入時に検討するのがおすすめです。

延長保証には入るべき?

これは「安心を買うかどうか」の問題です。PCの扱いに慣れていなかったり、万が一の故障がとにかく心配だったりする方は、加入しておくと精神的に楽になります。

一方で、BTOパソコンは高品質なパーツを使っているため、普通に使っていれば保証期間内に壊れることは稀です。ある程度PCの知識がある方や、少しでも費用を抑えたい方なら、必須ではないでしょう。

まとめ

今回は、初心者の方に向けて、ゲーミングPCの選び方からおすすめまでを詳しく解説しました。

たくさんの情報をお伝えしてきましたが、一番大切なポイントは、「自分の予算と、やりたいことに合ったPCを選ぶこと」です。

この記事で解説した「5つの選び方」を参考にし、メーカーごとの特徴も見比べて、あなたにピッタリのゲーミングPCを見つけてくださいね。

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