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ゲーミングPCのSSDは1TBで足りる?後悔しない容量の選び方とおすすめモデル5選!

ゲーミングPCのSSD容量って1TBで足りるのかな?512GBだと不安だし、かといって2TBも本当に必要なんだろうか…。

こんな悩み、ゲーミングPCを選んでいると出てきますよね。

結論から言うと、ほとんどの場合1TBあれば十分です。ただし、遊び方によっては1TBでは確実に容量不足になります。

この記事では、なぜ1TBで十分なのか、そしてどんな場合に不足するのかを具体的に解説し、あなたが自信を持って最適な容量を選べるよう、分かりやすく解説していきます。

📌この記事で分かること
  • 人気ゲームのリアルな容量が分かり、自分に必要な容量を判断できる。
  • 512GB、1TB、2TBそれぞれのメリット・デメリットが分かる。
  • BTOでアップグレードするか、後から増設するか、どっちがお得かが分かる。
  • 容量別に厳選した、今買うべきおすすめゲーミングPCが見つかる。
目次

【人気タイトル一覧】ストレージの容量はどれくらい必要?

「最近のゲームは重い」とよく聞くかもしれません。では、実際はどのくらいの容量が必要だと思いますか?

ストレージ容量がどれくらい必要かを知るために、まずは代表的な人気タイトルのインストール容量を見て、1TBのSSDがどれくらいで埋まってしまうのか、具体的に見ていきましょう。

ゲームタイトル必要ストレージ容量
ファイナルファンタジーXIV140GB以上
原神100GB以上
Apex Legends75GB以上
Cyberpunk 207770GB以上
フォートナイト30GB以上
VALORANT20GB以上

このように、大型タイトルは1本で100GBを超えることもザラにあります。FF14と原神を入れただけでもう240GB。

ここにApexや他のゲームを2〜3本追加すれば、512GBのSSDはあっという間に埋まってしまうのが分かりますね。

【容量診断】あなたの使い方なら、512GB? 1TB? 2TB?

では、具体的にどの容量を選ぶべきなのでしょうか。3つのプレイスタイルに分けて、それぞれに合う容量の目安を解説します。

あなたに合うのはどれか、照らし合わせながら、見てみてくださいね。

【512GB】はこんな人向け:遊ぶゲームを絞るなら

「ApexとVALORANTしかやらない」というように、遊ぶゲームが2〜3本に固定されているなら512GBでもなんとかなります。

最大のメリットは価格の安さですが、新しいゲームを始めたくなったら何かを消す、という手間が常につきまといます。

これから買うなら、よほど予算に限りがない限り、1TB以上をおすすめします。

【1TB】はこんな人向け:迷ったらコレ!な鉄板容量

迷ったら、これを選んでおけば間違いありません。

現在のゲーミングPCの標準的な容量であり、価格と利便性のバランスが最も優れています。

複数の大型ゲームをインストールしてもまだ余裕があり、ほとんどの人がストレスなくゲームを楽しめます。

【2TB】はこんな人向け:容量を気にせず遊びたいなら

気になるゲームは片っ端からインストールしたい、録画や配信もどんどんやりたい、という方は2TB以上あるといいでしょう。

高画質の録画データは想像以上に容量を食います。

「空き容量、あとどれくらいだっけ…?」なんて考えたくないなら、最初に投資する価値は十分にあると思いますよ。

最初から2TB vs 後から増設、結局どっちがお得?

もし、「やっぱり2TB欲しいな」と思ったとき、次に悩むのがこの問題。お金と手間の面から、どっちが良いのかをハッキリさせましょう。

結論:PC初心者なら「最初から2TB」、慣れてる人なら「後から増設」がお得

いきなり結論ですが、PC内部をいじるのに抵抗がある初心者の方なら、最初からBTOで2TBにアップグレードするのがおすすめです。自分であとから増設するよりも基本、数千円高くなりますけどね。

時間と安心感を買うと考えましょう。

一方で、自分でパーツ交換ができる中級者以上の方なら、後から自分でSSDを増設する方が数千円安く済みます。

【比較】BTOアップグレード vs 自分で増設 vs 外付けSSD

それぞれの選択肢の、具体的な価格とメリット・デメリットを比較してみましょう。

  • BTOで2TBにアップグレード
    価格目安:+10,000円~15,000円
    メリットはとにかく「楽」なこと。デメリットは少し割高になることです。PCの知識に自信がないなら、これが一番安心な選択肢です。
  • 後から内蔵SSDを1TB増設
    価格目安:約10,000円
    メリットは最も安く済む可能性があること。デメリットは、自分でPCケースを開けて作業する手間と、パーツ故障のリスクがゼロではないことです。
  • 外付けSSDを1TB追加
    価格目安:約10,000円~
    USBで繋ぐだけなので、増設作業は一番簡単。デメリットは、内蔵SSDに比べて少しだけ速度が落ちる可能性があることです。PC内部を絶対に触りたくない人にはおすすめです。

おすすめPCを見る前に。SSDの「種類」をサクッと解説

おすすめモデルのスペック表には「M.2 NVMe」や「Gen4」といった専門用語が出てきます。

ここでその意味を簡単に解説しておくので、これさえ読めばスペック表も理解できるようになりますよ。

今の主流は「M.2 NVMe」という超高速な規格

SSDには昔ながらの「SATA」というタイプと、新しくて超高速な「M.2 NVMe」というタイプがあります。

今のゲーミングPCに搭載されているのは、ほぼ100%が後者の「M.2 NVMe」です。

ゲームのロード時間を爆速にしてくれる、すごいヤツとだけ覚えておけばOKです。

【結論】速度の違いは気にしなくてOK。「Gen4」なら当たり

M.2 NVMeにはさらに「Gen3」「Gen4」「Gen5」といった世代の違いがあります。

2025年現在、「Gen5」という最新規格も登場していますが、まだ価格が高く、一部の超ハイエンドPCにしか搭載されていません。

ゲームのロード時間において、Gen4とGen5の速度差を体感できる場面はほとんどないのが実情です。

そのため、現在BTOパソコンで標準となっている「Gen4」を選んでおけば、性能的に全く問題ありません。

つまるところ、SSDの種類で悩むより、容量が自分に合っているかを重視するのが一番です!

1TBのストレージ搭載おすすめゲーミングPC5選

これまでの選び方を踏まえ、ここでは、ストレージ、1TB搭載のおすすめ鉄板モデルを厳選しました。

ドスパラ GALLERIA RM7R-R56 5700X搭載

スペック

  • CPU: AMD Ryzen 7 5700X
  • グラボ: GeForce RTX 5060
  • メモリ: 16GB
  • SSD: 1TB Gen4 SSD
  • 価格: 159,980円 (税込)

このPCのポイント
性能、価格、人気の三拍子が揃った、まさに「王道」モデル。16万円を切りながら、ほとんどのゲームをフルHDで快適に遊べる実力を持っています。高速なGen4の1TB SSDを標準搭載しており、コスパは抜群。「どれにすれば良いか分からない」と迷ったら、まずこれを候補に入れておけば間違いありません。

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マウスコンピューター NEXTGEAR JG-A7G6T

スペック

  • CPU: AMD Ryzen 7 5700X
  • グラボ: GeForce RTX 5060 Ti (16GB)
  • メモリ: 16GB
  • SSD: 1TB Gen4 SSD
  • 価格: 179,800円 (税込)~

このPCのポイント
グラボをワンランク上のRTX 5060 Tiに強化し、より高画質設定に強いモデル。このPCの最大の魅力は、なんといってもマウスコンピューターならではの「3年保証」と「24時間365日の電話サポート」。PCのトラブルが不安な初心者にとって、これほど心強いことはありませんよね。

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ドスパラ GALLERIA XPR7M-R56T16G-GD Ryzen 7 7700搭載

スペック

  • CPU: Ryzen 7 7700
  • グラボ: GeForce RTX 5060 Ti 16GB
  • メモリ: 16GB DDR5
  • SSD: 1TB Gen4 SSD
  • 価格: 214,980円 (税込)~

このPCのポイント
CPUとメモリに最新世代のパーツを使った、少し未来を見据えた構成が魅力です。特にデータの転送速度が速いDDR5メモリは、ゲームだけでなく普段使いの快適さも向上させてくれます。フルHDよりワンランク上のWQHD解像度でのゲームプレイも視野に入れたいなら、面白い選択肢になります。

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ドスパラ GALLERIA XA7C-R57 Intel Core Ultra搭載

スペック

  • CPU: Core Ultra 7 265F
  • グラボ: GeForce RTX 5070 12GB
  • メモリ: 32GB DDR5
  • SSD: 1TB Gen4 SSD
  • 価格: 264,980円 (税込)~

このPCのポイント
グラボにRTX 5070、メモリに大容量32GBを搭載した、本格的なゲーム配信や動画編集もこなせるパワフルなモデル。ゲームもクリエイティブな作業も、どっちも高いレベルでやりたい、という欲張りなあなたにピッタリな一台です。

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パソコン工房 LEVEL-M7P5-R57X-SL9X

スペック

  • CPU: Ryzen 7 5700X
  • グラボ: GeForce RTX 4060 Ti
  • メモリ: 16GB DDR4
  • SSD: 500GB Gen3
  • 価格: 159,800円 (税込)~

このPCのポイント
あえてSSD容量を500GBに抑えることで、高性能なRTX 4060 Tiを搭載しながら16万円を切る価格を実現した、グラボ性能特化のモデル。「遊ぶゲームは数本に絞って、その代わり最高の画質で楽しみたい」という人には刺さる構成です。容量が足りなくなったら、後から増設する楽しみもあります。

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ゲーミングPCのSSD、よくある質問

SSDとHDDの組み合わせって、今でもアリ?

アリです。昔の定番構成でしたが、大容量SSDが安くなった今は必須ではありません。

ただ、ゲームの録画データなど、数テラバイト単位のデータを安く保存したいなら、HDDを増設するのは今でもコスパ最強の選択肢ですよ。

外付けSSDでもゲームはできる?

できます。最近の高速な外付けSSDなら、ロード時間も内蔵とほとんど変わらないことが多いです。

PC内部をいじるのに抵抗があるなら、最も手軽で安心な増設方法と言えます。

SSDの増設って、自分でもできる?

やること自体はシンプルですが、PCケースを開けてパーツに触るので、全くの初心者には少しハードルが高いかもしれません。

YouTubeで「SSD 増設」と検索すれば、分かりやすい解説動画がたくさん見つかるので、まずはそれらを見て自分にできそうか判断するのがおすすめです。

1TBのSSDを買ったのに、容量が931GBしかありません。これって故障?

故障ではありませんので、ご安心ください。それには2つの理由があります。

まず、メーカーとPCでは「1GB」の計算方法が少し違うため、どうしてもPC上では容量が少なく表示されてしまいます。これは全てのSSDやHDDで起こる現象です。

さらに、その容量からOS(Windows)が使う分が引かれるため、実際にゲームなどに使える容量は、スペックの数字よりも少なくなるのが普通です。

まとめ:自分に合うストレージ容量を見つけて、後悔のない一台を選ぼう

ゲーミングPCのSSD容量について、1TBで十分な理由から、より多くの容量が必要になるケース、そして具体的なおすすめモデルまで解説してきました。

最後に、重要なポイントをもう一度おさらいしましょう。

  • ほとんどのゲーマーは1TBが最もバランスの取れた選択肢
  • たくさんの大型ゲームや配信をするなら2TB以上あると安心
  • 容量不足が心配でも、後から内蔵・外付けSSDで増設できる
  • SSDの種類は「M.2 NVMe Gen4」が今の標準なので、細かく悩む必要はなし。

この記事を読んで、「自分にはこの容量が合っているな」という答えが見つかったのではないでしょうか。

スペックの数字に振り回されず、自分の遊び方に合った容量を選ぶことが、後悔しないゲーミングPC選びの第一歩です。

ぜひ、あなたにぴったりの一台を見つけてくださいね。

この記事で紹介した製品の価格や仕様は時期によって変動する可能性があります。ご購入の際は必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。

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