
PC版のモンハンライズで遊びたいけど、どれくらいのスペックが必要なんだろう…
「モンスターハンターライズ」をPCの大画面で快適にプレイしたいけれど、自分のPCでスムーズに動くか不安に感じていませんか。
この記事では、そのような疑問を解消するために、「モンハンライズ」をPCで楽しむためのスペック要件を徹底的に解説します。
結論から言うと、本作は比較的軽量なゲームであり、必ずしも最新のハイスペックなゲーミングPCを用意する必要はありません。
お持ちのPCや、これから購入を検討しているPCで快適に遊べるかどうか、この記事を読んで確かめてみてくださいね。
- モンハンライズ公式とSteam版の推奨スペックがわかる
- GTX1060など古いグラボでまだ遊べるかがわかる
- 推奨スペックを満たすPCの価格帯がわかる
- セール情報や各エディションの違いがわかる
モンハンライズのPCスペック公式要件を解説


- 公式発表のPCの推奨スペックは?
- Steam版の推奨スペックを詳しく解説
- サンブレイクの推奨PCスペックは同じ?
- GTX1060はまだ使えるのか?
- Windows版とSteam版の違い
公式発表のPCの推奨スペックは?
モンスターハンターライズのPC版をプレイするために、公式サイトでは目的の画質やフレームレートに応じて、4段階の動作環境スペックがまとめて公表されています。これらはSteamストアページにも同じ内容が記載されており、プラットフォームによってスペックが異なるわけではありません。
ここでは、まず基準となる「最低環境」と、多くの人が目安とする「推奨環境」について見ていきましょう。
最低環境(1080p / 30fps / グラフィック設定「低」)
最低環境は、あくまで「ゲームを起動して遊べる」という最低限のラインです。グラフィックの品質よりも、まずはプレイできることを優先する場合のスペックとなります。
項目 | 最低環境スペック |
---|---|
OS | Windows 10 (64-bit) |
プロセッサー | Intel Core i3-4130 or Core i5-3470 or AMD FX-6100 |
メモリー | 8 GB RAM |
グラボ | NVIDIA GeForce GT 1030 (DDR4) or AMD Radeon RX 550 |
ストレージ | 36 GB 利用可能 |
DirectX | Version 12 |
推奨環境(1080p / 30fps / グラフィック設定「中」)
推奨環境は、フルHD解像度で安定したゲームプレイを目指すための、公式が推奨するスペックです。快適な狩りを楽しみたいのであれば、最低でもこのスペックを基準に考えることをおすすめします。
項目 | 推奨環境スペック |
---|---|
OS | Windows 10 (64-bit) |
プロセッサー | Intel Core i5-4460 or AMD FX-8300 |
メモリー | 8 GB RAM |
グラボ | NVIDIA GeForce GTX 1060 (VRAM 3GB) or AMD Radeon RX 570 (VRAM 4GB) |
ストレージ | 36 GB 利用可能 |
DirectX | Version 12 |
Steam版の推奨スペックを詳しく解説
前述の通り、公式サイトでは、PC版の魅力を最大限に引き出すための、より高いレベルの動作環境も示されています。これらはSteamのストアページで特にPCゲーマーが注目する部分であり、高画質・高フレームレートでのプレイを目指す際の重要な指標となります。
高スペック環境(1440p / 30fps / グラフィック設定「高」)
フルHDよりも高精細なWQHD(1440p)解像度で、美しいグラフィックを楽しむためのスペックです。
項目 | 高スペック環境 |
---|---|
プロセッサー | Intel Core i5-6600K or AMD Ryzen 5 1500X |
グラボ | NVIDIA GeForce RTX 2060 or AMD Radeon RX 5700 |
最高スペック環境(4K / 60fps / グラフィック設定「高」)
最高の映像体験を求めるハンターに向けた、4K解像度かつ60fpsでの快適なプレイを想定したスペックです。
項目 | 最高スペック環境 |
---|---|
プロセッサー | Intel Core i7-7700 or AMD Ryzen 7 1700 |
グラボ | NVIDIA GeForce RTX 3070 or AMD Radeon RX 6800 |
サンブレイクの推奨PCスペックは同じ?
結論から言うと、大型拡張コンテンツ「モンスターハンターライズ:サンブレイク」の公式推奨スペックは、無印のライズから変更されていません。そのため、ライズが快適にプレイできるPCであれば、基本的にサンブレイクも問題なく遊ぶことが可能です。
ただし、注意点もあります。一部のユーザーによるベンチマークテストでは、サンブレイクは無印のライズに比べてわずかに負荷が高く、平均フレームレートが少し低下する傾向があります。
ライズは問題なく動いていたのに、サンブレイクになったら少し重く感じた…という場合は、グラフィック設定を少し見直してみると改善されるかもしれませんよ。
GTX1060はまだ使えるのか?
GeForce GTX 1060はモンハンライズの公式推奨グラフィックボードであり、2025年現在でも十分に通用します。
GTX 1060は2016年に発売されたグラフィックボードですが、モンハンライズの公式推奨環境(1080p/30fps/グラフィック中設定)をクリアしています。さらに、実際のベンチマークデータを見ると、グラフィック設定を「高」にしても、フルHD(1920×1080)解像度で平均60fps以上を維持できる性能を持っています。
また、PCゲームプラットフォームであるSteamの調査によると、GTX 1060は発売から長い年月が経った今でも、世界中の多くのゲーマーに利用されている人気のグラフィックボードの一つです。
Windows版とSteam版の違い
PC版のモンスターハンターライズには、Valve社が運営する「Steam版」と、Microsoft Storeで販売されている「Windows版」の2種類が存在します。ゲームのストーリーやコンテンツといった基本的な内容は全く同じですが、マルチプレイの環境など、いくつかの重要な違いがあります。
最も大きな違いは、一緒にマルチプレイができる相手です。
Steam版 | Windows版 (Microsoft Store) | |
---|---|---|
販売場所 | Steamストア | Microsoft Store |
マルチプレイ相手 | Steam版をプレイしている他のプレイヤーのみ | Windows版、Xbox One、Xbox Series X/S版のプレイヤー |
セーブデータ共有 | Steamクラウドに対応 | Xbox Play Anywhere対応 (Windows PCとXbox間で共有可能) |
最適なモンハンライズのPCスペックと選び方
- Steam版はノートパソコンでも快適?
- Steam推奨スペックは意外と高くない
- 推奨スペックを満たすPCの値段・価格
- Steamのセールはいつ開催される?
- 結論:モンハンライズのPCスペックは高くない
Steam版はノートパソコンでも快適?
スペックの条件を満たしていれば、ゲーミングノートパソコンでもモンスターハンターライズを快適にプレイすることは十分に可能です。近年のゲーミングノートPCは性能が飛躍的に向上しており、省スペースで場所を選ばずに遊べるという大きなメリットがあります。
ただし、ノートパソコンを選ぶ際にはいくつかの注意点も存在します。
ノートパソコンのメリット・デメリット
- メリット: 省スペースで設置場所を選ばない。持ち運びが可能。
- デメリット: 同程度の性能のデスクトップPCより価格が高い傾向にある。排熱効率が悪く、高負荷時にファンの音が大きくなりやすい。パーツの交換や増設といった拡張性が低い。
特に重要なのが排熱の問題です。長時間ゲームをプレイすると本体が熱を持ち、性能が低下してしまう可能性があります。
Steam推奨スペックは意外と高くない
モンスターハンターライズの推奨スペックを見て、「意外と高くないな」と感じた方も多いのではないでしょうか。その通りで、本作の要求スペックは近年の他のPCゲームタイトルと比較すると、かなり良心的な設定になっています。
この理由の一つとして、モンハンライズがもともとNintendo Switch向けに開発されたゲームであることが挙げられます。Switchの性能に合わせて最適化されたゲームをPCに移植しているため、PCの性能を極限まで要求するような作りにはなっていないのです。
公式の推奨グラフィックボードであるGTX 1060は、2016年に発売されたモデルです。つまり、2025年現在、新品で販売されているゲーミングPCであれば、最も安価なエントリーモデルであっても、この推奨スペックは余裕でクリアしています。
「PCゲームはハイスペックじゃないと遊べない」というイメージがあるかもしれませんが、モンハンライズに関してはその心配は無用です。数年前に購入したゲーミングPCでも、設定次第で十分快適に遊べる可能性が高いですよ!
推奨スペックを満たすPCの値段・価格
では、実際にモンハンライズの推奨スペックを満たすゲーミングPCは、どのくらいの価格で購入できるのでしょうか。
2025年現在の市場価格を基にすると、新品のデスクトップPCであれば、おおよそ10万円前後からが一つの目安となります。
価格帯別PCのプレイ環境目安
- 10万円~15万円: 推奨スペックを満たし、フルHD(1080p)解像度・グラフィック中~高設定で快適なプレイが可能。多くのユーザーにとって十分満足できるレベルです。
- 15万円~25万円: WQHD(1440p)解像度での高画質プレイや、フルHDで120fps以上の高フレームレートを狙えるレベル。より滑らかな映像で楽しみたい方向けです。
- 25万円以上: 4K解像度での最高画質プレイも視野に入るハイスペックモデル。他の最新重量級ゲームも最高設定で遊びたい、配信活動もしたいといった方向けです。
Steamのセールはいつ開催される?
モンスターハンターライズは、Steamで開催されるセールで非常に頻繁に割引対象になります。定価で購入するのも良いですが、少し待てばお得に手に入れるチャンスが巡ってくる可能性が高いです。
セールは年に数回開催される大規模な「季節セール」のほか、カプコンのタイトルがまとめて割引される「パブリッシャーセール」などで対象となります。
主なセール時期と割引率
- セール頻度: おおよそ1~2ヶ月に1回のペースで開催。
- 主な大型セール: スプリングセール(3月頃)、サマーセール(6月~7月頃)、オータムセール(11月頃)、ウィンターセール(12月~1月頃)。
- 割引率: セールによって変動しますが、過去には最大で75%OFFとなり、ゲーム本編が1,000円以下で購入できた実績もあります。
結論:モンハンライズのPCスペックは高くない
この記事で解説してきた通り、モンスターハンターライズのPCスペック要件は、現在のPCゲームの中では比較的低い部類に入ります。これからPC版の購入を検討している方は、以下のポイントを参考に、ご自身の環境に合った最適な選択をしてくださいね。
この記事のまとめ↓
- モンハンライズは比較的軽量なPCゲーム
- 公式推奨スペックはGTX 1060で近年のゲームとしては軽め
- サンブレイクも同じ推奨スペックでプレイ可能
- ただしサンブレイクは無印よりやや重い点に注意
- Steamではさらに高画質を目指すためのスペックも公開されている
- GTX 1060でもフルHD環境なら十分快適に遊べる性能を持つ
- 現行のエントリークラスのゲーミングPCならスペック不足の心配はほぼない
- 推奨スペックを満たす新品PCの価格は10万円前後からが目安
- ゲーミングノートPCでもスペックを満たせば問題なくプレイ可能
- ノートPCで遊ぶ際は排熱とファンの音に注意が必要
- Windows版とSteam版ではマルチプレイの相手が異なる
- 一緒に遊ぶ友達の環境に合わせてプラットフォームを選ぶのがおすすめ
- Steamでは頻繁にセールが開催されお得に購入できる
- 過去には最大75%OFFで1,000円以下になったこともある
- 購入前に無料の体験版で動作確認をすると最も安心